『アジョシ』を手掛けたイ・ジョンボム監督が、主演俳優ウォンビンとの初めての出会いを振り返った。
去る2日に韓国で放送されたバラエティ番組『部屋の隅の1列』(原題、JTBC)では、公開から10周年を迎えた『アジョシ』の特集が組まれた。
この日、スタジオにはイ・ジョンボム監督と俳優キム・ヒウォンが登場。『アジョシ』の名シーンにまつわるエピソードを語った。
イ・ジョンボム監督は「ウォンビンさんからある日連絡が来て、“シナリオを見せてもらった、会いたい”と言われた。あっけにとられた」と、同作で主演を務めたウォンビンについて語った。
さらに、「もともと50代のおじさんを主人公に設定していた。ウォンビンさんがやるとなると、頭の中で描くことができなかった。しかし、“ウォンビンさんの顔を一度見てみよう”という気持ちで会うと、その場で一目ぼれした」と運命的な出会いを振り返っている。
シナリオ分析の際も、2人は意義深い時間を過ごしたという。
「ウォンビンさんがシナリオを分析してきてから、2時間ほど話をした。(ウォンビンは、)“おじさんが少女を救うという内容だが、少女を通じておじさんも救われているようだ”と語っていた。その後すぐにウォンビンさんに決定して、シナリオも大幅に変えた。アクションシーンも、ウォンビンさんの年齢に見合ったダイナミックなものにした」
また、当時話題を集めたウォンビンの剃髪シーンについてはこう話している。
「もともとシナリオにあったけど、あれほどまで話題になるシーンになるとは思わなかった。もちろん、撮影の時点である程度予感はしていた」
現在はCM出演をメインに相変わらずの端正な顔立ちと、並みならぬカリスマ性を発揮しているウォンビン。“俳優”ウォンビンの帰還は未定だが、往年のヒット作にまつわるエピソードは多くのファンを喜ばせたに違いない。
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