SMエンタがNAVERから計1000億ウォンの投資を誘致…グローバルファンサービスを強化

2020年08月03日 話題 #SMエンタ
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韓国最大の芸能事務所SMエンターテインメントがグローバル・ファンクラブサービスおよび、コンテンツ制作強化のために韓国最大のIT企業NAVER(ネイバー)と手を握る。

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SMエンタはグローバル・ファンクラブサービス、オンラインコンサート、次世代映像ビジネスの拡大のために、NAVERから系列会社であるSMEJ Plus、MYSTIC STORYなどに計1000億ウォン(約100億円)規模の投資を誘致した。

特にSMエンタはファンクラブサービスをNAVERのVライブのグローバルコミュニティメンバーシップ・プラットフォームである「Fanship」に一元化して運営し、世界初のオンライン専用コンサート「Beyond Live」などの公演はもちろん、音楽関連の映像コンテンツ制作も本格的に推進する計画だ。

他にも両社は今後、次世代音楽コンテンツなどを専門とする映像ストリーミングサービスのための事業協力方案を議論する予定だ。

最強の芸能事務所×最大のIT企業が協力

NAVERは今回の投資を通じて、Vライブ「Fanship」のグローバル市場拡大と、デジタル映像コンテンツ発掘のために、SMグループに多角的に投資し、次世代映像コンテンツ発掘のための制作ファンドを組成するためにSMエンタと協力する。

NAVERハン・ソンスク代表は「ネイバーは高度化されたライブとコミュニティプラットフォーム技術、ビッグデータに基づく有料ビジネスモデルで非対面デジタル公演市場の新たな競争力を構築している」とし、「今回の投資を通じてSMとより緊密な協業を行い、Fanshipの競争力を高め、グローバル市場に新たな技術革新を示すだろう」と述べた。

SMエンタのイ・ソンス代表は「Ontact(オンラインを通じた公演などを楽しむという意味の新造語)時代に非対面コンテンツプラットフォームとして競争力のあるNAVERと手を握ることになり、両社のシナジー効果が期待される。SMエンタはグローバルファンを対象に差別化されたコンテンツを提供し、新しいエンターテイメントの時代を開いていく」と明らかにした。

なお両社は去る4月、グローバルエンターテイメント競争力の強化のために、共同グローバル事業を推進するという内容の戦略的提携を結んでいる。

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