イ・ジュンギの主演ドラマ『悪の花』(原題、tvN)が、本日(29日)の放送に先立って“視聴ポイント”を公開した。
『悪の花』は、暗い過去を持つ男ペク・ヒソン(イ・ジュンギ)と、彼の正体を疑い始めた妻チャ・ジウォン(ムン・チェウォン)が織りなすラブ&サスペンス。放送前からキャスティングだけでなく脚本、演出に至るまで隙のない完成度を実現しているという。
ファン待望の第1話を前に、注目すべきポイントは3つだ。
イ・ジュンギとムン・チェウォン、絵に描いたような“幸せな家庭”を築いた夫婦が織りなすロマンスや家族愛の演技は必見だ。2人きりのシーンでは甘くとろけるようなメロドラマを繰り広げ、娘であるウナ(チョン・ソヨン)の前では親バカぶりを見せるなど、豊かな表情は視聴者を一気にドラマの世界に引き込むだろう。娘役チョン・ソヨンの愛嬌たっぷりな演技も見ものだ。
イ・ジュンギとソ・ヒョヌによる“ブロマンス演技”もまた、楽しみのひとつだ。
ソ・ヒョヌは劇中で記者キム・ムジンを演じる。それだけに、イ・ジュンギ演じる謎に包まれた男ペク・ヒソンとどのようなブロマンスが繰り広げられるのか、気になるところだ。2人はすでに、『悪の花』で初対面を果たしたとは思えないほどのシンクロ率を見せているという。
「14年間愛してきた夫が、連続殺人鬼だとすれば?」
『悪の花』は、このような問いかけが放送前から話題を集めた。加えて、妻チャ・ジウォンの職業は刑事だ。彼女が毎回のように直面する各種事件は、ストーリーを盛り上げるユニークな構造を備えている。事件の一つひとつが登場人物たちの抱える複雑な感情と繋がり、視聴者は共に真実を暴いてゆくような没入感を得ることができるという。
以前からドラマ『自白』(2019年)、『マザー~無償の愛~』(2018年)、『空港に行く道』(2016年)などを通じて映画さながらの映像美と感覚的な演出力を立証してきたキム・チョルギュ監督。今回はラブ&サスペンスで新境地を開く。
冷たい風のように吹き付けるサスペンスと、その中で愛の本質を探す熱いメロドラマ。両極を絶妙に行き来する“キム・チョルギュ印”の演出は、『悪の花』に対する期待感を一層高めている。
『悪の花』の制作陣は、「これまで見たことのないユニークなドラマだと思う。第1話から少しずつベールが剥がされ、次第にサスペンスドラマの楽しさを実感することができるはずだ」とし、「今日の初放送に大きな期待と関心をお願いする」と伝えている。
『悪の花』は、本日午後10時50分から韓国tvNで放送開始。
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