女優ハン・ヘジンが、韓牛自助金管理委員会(以下、委員会)からの損害賠償請求訴訟控訴審で、無罪判決を受けた。
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韓国メディア『スポーツ朝鮮』によると、ソウル高等裁判所は7月17日、「ハン・ヘジンが広告モデル契約を違反したと主張、委員会が5億ウォン(約5000万円)の損害賠償請求をした事件に対し、ハン・ヘジンが契約を違反したとは認められない」と言い渡したという。
同紙は「裁判所が1審を破棄し、委員会からのすべての請求を棄却するとの判決を下した」と伝えた。
ハン・ヘジンは2018年1月に委員会の広告代行社SM C&Cと「韓牛広報大使」契約を結んでいる。
契約の条件には「年に3回以上イベント参加」が明示されていた。加えて委員会側は「正月やお盆など名節の清渓広場の直取引市場、韓牛を食べる日(11月1日)のイベントには必ず出席する」という内容の提案要請書を広告代行社側に請求している。
そして2018年6月、委員会は広告代行社を通じて9月開催の「韓牛直取引市場と韓牛DAY」に出席するようハン・ヘジンに要求。しかし、ハン・ヘジンは「イギリスで夫キ・ソンヨンの引越しを手伝う」との理由でイベント出席を拒否した。
それを受け、委員会はハン・ヘジンおよびSM C&Cとの契約を解除し、5億ウォンの違約金を請求する損害賠償訴訟を起こした。
1審では「不可避な事由がない限り、ハン・ヘジンはイベントに参加すべきだった」とし、ハン・ヘジン側に2億ウォン(約2000万円)の支払いを命じる判決が出たが、ハン・ヘジン側は「提案要請書は契約内容ではない」と主張して控訴。
2審では「不可避な事情を事前に伝えたため、契約違反と認められない」として無罪判決が下された。
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