映画公開を控えたトップスターが次々とバラエティ番組に出演…新型コロナ以前との“変化”とは

2020年07月20日 話題
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俳優ユ・アインを皮切りにカン・ドンウォン、チョン・ウソン、イ・ジョンジェと映画公開を控えたトップスターたちが次々とバラエティ番組に出演し、低迷する韓国映画界を救おうと前面に立った。

【注目】カン・ドンウォン主演の『半島』公開4日で観客動員数100万人突破

積極的なバラエティ番組出演を通じた広報とともに、観客とコミュニケーションをとろうとする動きが目立つ。明らかに新型コロナ以前とは変わった風景だ。

映画『#生きている(#alive)』(原題)のユ・アインは、MBCのバラエティ番組『私は一人で暮らす』を通じてデビュー以来、初めて自宅を公開し、7月18日には映画『ただ悪から救いたまえ』のファン・ジョンミンとイ・ジョンジェがバラエティ番組に出演し、話題を集めた。

特にユ・アインのバラエティ番組出演に対して、「うらやましい」という声もあった。とある映画製作会社の関係者は「新型コロナのなかで公開された『#生きている』が成功しているが、その効果のひとつにユ・アインの『私は一人で暮らす』出演があったと思う。コロナの影響で視聴率も最高12.7%まで上がっていた状況で、関心が以前より高かった」と説明した。

左上から時計回りでユ・アイン、カン・ドンウォン、チョン・ウソン、イ・ジョンジェ

ウェブバラエティに出演するトップスターも

ボックスオフィス1位を走っている映画『半島』(原題)のカン・ドンウォンは、SBSのYouTubeウェブバラエティに出演する珍しい歩みを見せた。

特に『半島』の場合、ヨン・サンホ監督の『新感染ファイナル・エクスプレス』が海外でも成功したので、公開を控えて監督と俳優たちがTwitterブルールームライブ放送で世界中のファンと対話する場も設けられた。

7月19日に放送されたSBSのバラエティ番組『チプサブイルチェ』には、『半島』の女優で歌手イ・ジョンヒョンが登場し、相変わらずの“パフォーマンスクイーン”の魅力を誇った。特にメンバーらとコンサートを開き、1999年度のヒット曲を披露し、視聴者を刺激した。

とある業界関係者は、「カン・ドンウォンのようにまったく予期せぬ俳優たちがバラエティ番組に出演するという事実だけでもさまざまな記事が報じられるため、それによる付随効果も期待することができる」と肯定的に見ている。

また新作映画が公開するたびにバラエティ番組に出演してきたチョン・ウソンも、『鋼鉄の雨2:首脳会談』(原題)の公開を控えてtvNのバラエティ番組『ユーキッズ・オン・ザ・ブロック』の出演を決定した。

コロナ以前とは変化した現実

映画広報会社の関係者は、「映画公開を控えた俳優たちのバラエティ番組出演は以前から多かった。しかし過去に比べて、より積極的に変貌した。新型コロナ前はショーケースや舞台挨拶などやることも多かったが、今は制作報告会とバラエティ番組出演以外、できない雰囲気だ」と説明した。

マネジメント関係者たちは「最近は映画を公開することができるだけでも感謝している。切迫した現実があるだけに、俳優たちも以前に比べて積極的にバラエティ番組出演に臨んでいる」と口をそろえた。

また別の関係者は、「テレビと違って若い層をターゲットとする有名YouTubeチャンネルは、芸能界の広報活動に欠かせない手段となっている。トップスターたちのウェブバラエティ出演も当然の手順となっている」とし、「スクリーンスターらのバラエティ番組出演が作品の興行に直結するとなれば、新型コロナの長期化が予想される状況のなかで、現在のようなトップスターの歩みはしばらく続くと思われる」と付け加えた。

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