元KARAの知英(ジヨン)が女優として目指すところは?「とにかく貪欲です」【独占インタビュー後編】

2020年07月15日 話題 #KARA
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KARA出身の知英(ジヨン)が、JTBCドラマ『夜食男女』で5年ぶりに韓国復帰を果たした。

【独占動画】知英、デビュー13年目の余裕で魅せる

本作でキム・アジン役を務めた彼女は、数カ月間にわたった撮影が「癒しの時間だった」という。

「私もアジンと同じく周りに良い人たちがたくさんいます。だからアジンにより感情移入できました。(劇中で先輩だった)キム・スンス先輩は本当に格好いい。いつか私もああいう先輩になりたいと思います。今まで助けてもらってばかりだったので、いつか役に立ちたいという思いが強くなりました」

チョン・イルとの共演はどうだったか。

「チョン・イルさんは経歴も長いのですごく頼りになりました。昔から作品で拝見していた俳優さんと共演することも不思議な気分でした。すごく配慮していただき、いろいろと引っ張ってくださって感謝です」

『夜食男女』は韓国ドラマで一般的な全16話ではなく、やや短い全12話の構成。知英はハッピーエンドで完結したことについて「2人がもっと早く結ばれたら良かったんじゃないかとも思います。ただ、現実的にエンディングがすごく良かったです。ご縁があれば、どうにか再会すると思うので。ときめいちゃいました」と述べた。

『夜食男女』での演技力を評価されたとはいえ、アイドル出身だからこそ乗り越えるべき課題もある。通称「演技ドル(演技をするアイドルの略語)」に対する世間の風当たりだ。

知英(ジヨン)

「今回は寛大に見てくださって、ただただ嬉しかったです。アイドル出身ではありますが、明るさだったり、挨拶上手なところはむしろ演技をする時のメリットになるんです。ただ、より幅広い演技とジャンルをこなすためにも、今後はいろんな姿をお見せするように頑張ります」

KARAも再結成できれば…

今年でデビュー13年目になるも、まだまだ20代半ばの知英。

「まだやりたいことや挑戦したいことがすごく多いです。演技で言えばアクションにも挑戦したいし、とにかく貪欲です(笑)」という彼女は、KARAの再結成についてはどう思っているのか。

「たくさん聞かれますね。ただ、メンバーたちが独り立ちして間もないし、第1世代(アイドル)の先輩たちが再結成するのを見ても、各自が自分の道を築いたのちに再び集まったからこそ格好いいなと思いました。私たちもそうしたいです。KARAのオンニ(お姉さん)たちとは相変わらず仲良くしてますよ」

先日、KARAのメンバーだった故ク・ハラの遺産をめぐる訴訟において、知英の父が証人として出廷するというニュースが話題になった。

知英(ジヨン)

そのことについて知英は「オンニ(故ク・ハラのこと)のためにと思って決定を下しましたが、実はすごく迷いました。私の名前が入ることでオンニのご家族が気分を害するんじゃないかと心配しましたが、幸いに快く思ってくださいました。昔からお父さんとオンニのお父さんは格別な仲で、父も力になりたいという気持ちで決心したようです。感謝してます」と語る。

そして最後には「今までを振り返ると、順風満帆のようで心残りがあったりします。責任感はますます強くなるし、もっと頑張って生きなければと思います。女優として、KARAのメンバーとして、人間カン・ジヨンとしても成長できた時間でした。さまざまな経験が今の私を作ってくれました。過ぎ去った日々を後悔しないように努力します」と意気込みを述べ、今後の活躍に期待を抱かせた。

「今回、『夜食男女』で良いスタートを切ったと思います。また他の作品でお会いできれば嬉しいです!」(了)

◇知英 プロフィール

1994年1月18日生まれ。本名カン・ジヨン。2008年にKARAに加入し、天真爛漫な魅力で多くのファンの心を掴んだ。2014年に当時所属したDSPメディアとの専属契約が満了し、KARAを脱退。同年10月から日本を中心に女優として活動を開始した。2019年末に韓国のキーイーストと専属契約を結び、2020年のドラマ『夜食男女』で韓国ドラマ初主演を果たす。

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