ドラマ『夜食男女』に出演したKARA出身の知英(ジヨン)が、韓国でも女優としての実力を立証した。
6月30日に最終回を迎えたドラマ『夜食男女』で主役を演じた知英は、安定した演技力を披露して演技者としての存在感を表わした。
『夜食男女』は、知英が韓国で初めて演技活動する作品であり、初の主演作で、キャスティング段階から期待を集めたが、一部では演技力を不安視する声もあった。
しかし知英は劇中、どんな試練にも屈せず、だるまのように立ち上がるキム・アジンに扮して、涙の演技などで共感を得た。
ドラマ序盤には夜食シェフのパク・ジンソン(演者チョン・イル)、天才デザイナーのカン・テワン(演者イ・ハクチュ)との三角関係を広げ、今まで見せたことがなかった表情も見せた。
また、パク・ジンソンがゲイであることを知りながらも、想いが深まっていくことを隠せないキム・アジンの片思いを繊細に表現し、ドラマに没入感を加えた。パク・ジンソンの事情によって、近づきそうで近づけない2人だったが、ドラマの話数を重ねるごとに深まっていくロマンスを描き、視聴者にときめきをプレゼントした。
知英は、仕事も恋愛も情熱のままに突進する素直なキム・アジンのキャラクターを可愛いビジュアルと軽快なエネルギーで表現し、魅力的な役柄に仕上げた。
韓国復帰作『夜食男女』を通じて、これまで培ってきた演技力を十分に発揮した知英。「さらに良い姿で視聴者の方々と再び会いたい」という抱負を伝えた彼女に、今後も女優としての活躍を期待したい。
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