K-POP最高のソロ歌手はZICOとIU。“BTSの弟分”TXTへの期待も大いに【創刊35周年記念アンケート②】

2020年06月28日 K-POP
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2020年現在、K-POP界で最も影響力のある存在は誰か。

本紙『スポーツソウル』では創刊35周年を記念して、6月3日~14日の12日間、K-POP界に関するアンケート調査を実施した。

今回のアンケートでは、現時点で業界関係者が考えている各分野の「最高」が誰なのかを確認。

【画像】歌手IU、撮影現場での爽やかな笑顔

加えて現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、内外から影響を受けている業界関係者らの現場の声も聞いた。

前回の「1~3」に続き、今回は「4~6」の3項目を紹介する。

4. 最高の男性ソロ歌手は?

<①ZICO(71点)②ピ(Rain)(38点)③ポール・キム(23点)④ベクヒョン、G-DRAGON(16点)⑥パク・ヒョシン、チャン・ボムジュン、イム・ヨンウン(14点)>

歌、ダンス、ラップにプロデュース能力まで兼ね備えたオールラウンダー・ZICOが1位に輝き、そのポテンシャルを今一度立証した。

『Any Song』チャレンジを通じて新しいトレンドを誕生させたZICOは、現在KOZエンターテインメントのトップとしても活躍している。

歌手だけでなくプロデューサーとしての力量も広げているのだ。熾烈なK-POP界で生き残るためには実力が伴わなければならないという現実をZICOはその生き様で悟らせている。

2位は、最近“1日1カン”という新造語を誕生させるほど、『GANG』の逆走行で人気を集めているピ(Rain)が占めた。俳優活動も並行している彼のソロアルバムは2017年が最後だが、『MY LIFE愛』に収録されたリード曲『GANG』が3年ぶりにYouTubeを中心に逆行し、最高の男性ソロ歌手2位にランクインするほどとなった。

続いて3位は“鼓膜彼氏”ポール・キムだった。 ポール・キムは男性ソロ・バラード歌手として独特な立場を固めている。

4位につけたEXOのベクヒョンは、ソロアルバムの販売数が初動だけで70万枚を突破するなど、グループだけでなくソロ歌手としても成功を収めている。

4位タイのG-DRAGONは、これといった音楽活動なしに存在だけで上位グループにランクイン。

この他にも、各ジャンルで抜群の実力を発揮しているパク・ヒョシン、チャン・ボムジュン、イム・ヨンウンが6位タイで名を連ねている。

(左から)ZICO、IU

5. 最高の女性ソロ歌手は?

<①IU(115点)、②少女時代テヨン(52点)、③チョンハ(38点)、④Heize(21点)、⑤ソンミ(17点)、⑥イ・ヒョリ(11点)>

「IUがIUした」という言葉があるほど、IUは存在自体で相当なブランド力を誇る。今回のアンケート調査でもダントツで票を集めた。

IUが新曲を出せば、「Melon」「genie」など主要音源チャートでの1位獲得はもちろん、数日から数週間、上位圏から降りる気配がない。見切れ席も開放するほど、コンサートの規模も大きい。

K-POP界だけでなく、ドラマやバラエティまであらゆる話題性を独り占めするIUの影響力は最高だ。

また、歌手としてだけでなく、作詞、作曲、プロデュース能力まで備えているため、彼女の成功街道は今後とも続く見通しだ。

2位は少女時代のテヨンだった。

少女時代のテヨン

テヨンは少女時代のメインボーカルとして早くから歌唱力が認められ、ソロ歌手としても名を馳せている。

個人アルバムだけでなく、多数のOSTも成功に導き、gugudanのセジョンなど後輩たちがロールモデルに挙げるほど活躍が著しい。

3位は“新星強者”チョンハが名を連ねた。グループ「I.O.I」出身のメンバーのうち、最も著しい成長を見せている。『Gotta Go』『Roller Coaster』『Love U』など新曲をリリースするたびに新しい姿を披露し、人気を博している。

この他、Heize、ソンミが並んで4、5位につけ、女帝イ・ヒョリは6位にランクされた。

ピ(Rain)、イ・ヒョリとベテラン勢が今回の最高の男女ソロ歌手にランクインした背景には、彼らが参加しているバラエティ番組「遊んだら何する?」(MBC)で誕生した混成グループ「SSAK3」に対する期待値が反映されているだろう。「SSAK3」は今夏のデビューに向けて準備中だ。

6. K-POP最高の期待株は?(2019年以降デビューまたは今後のデビュー組まで)

<①TOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)(60点)、②ITZY(43点)、③SM新人ガールズグループ(13点)、④CRAVITY、TREASURE、ATEEZ(7点)>

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)TOMORROW X TOGETHER

「BTSの後輩グループ」という肩書きを超え、本人らの立場を固めているTXTが「最高の期待株」部門で1位を占めた。

続いて2位はJYPが自信を持って売り出しているITZYがランクイン。両グループとも昨年のアンケート調査でも期待株として選ばれており、今年もやはり名前を挙げ、世間の変わらぬ関心度を実感させた。

この他、SMがRed Velvetに続き、年内に披露する新しいガールズグループが3位につけた。SMというブランドだけでも業界から大きな関心を集めている。

昨年、有望株に挙げられたBLACKPINKは、今年は最高のガールズグループランキングに進出し、ポジションの変動を見せた。

この他にもCRAVITY、TREASURE、ATEEZなど新人ボーイズグループが並んで4位を占めた。

3チームとも、MONSTA X、BIGBANG、WINNER、iCON、BlockBなど、人気ボーイズグループを輩出した事務所が意欲的に準備しているグループで、国内外から大きな期待を受けている。特にTRESUREは、ベールを脱ぐ前からファンダムが生まれるなど、地殻変動を予感させている。

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