SEVENTEENが、9カ月ぶりに新たなアルバムをリリースしてK-POP界に舞い戻る。
韓国では6月22日、SEVENTEENの7thミニアルバム『Heng:garae』のリリース記念オンライン記者懇談会が行われた。
今回のアルバム『Heng:garae』には、SEVENTEENが過去にリリースしたフルアルバム『An Ode』で向き合った“恐怖”の感情から抜け出し、“夢”を持って再び新たな世界に共に乗り出そうというエネルギーが込められた。夢に向かって挑戦する人々に応援のメッセージを伝えるアルバムとして知られており、先行注文の時点で106万枚を超えるほど期待が高まっている。
統括リーダーのS.COUPS(エスクプス)はこの日、「9カ月ぶりとなるニューアルバムだ、本当に一生懸命準備したので、たくさんの人たちの癒しとパワーになればと思う」と語った。
表題曲の『Left & Right』は、2000年代のヒップホップジャンルを再解釈し、現代のサウンドに生まれ変わらせた楽曲。メンバーのWOOOZI(ウジ)が作詞・作曲に参戦し、VERNON(バーノン)も作詞欄に名前を載せ、完成度を高めた。
同曲についてSEUNGKWAN(スングァン)は、「最初に聞いたときから口ずさみながらリズムに乗っていて、ステージの上の僕たちが思い浮かぶようだった。そこに歌詞まで加わると、青春を生きる人々にエールを送れるような歌になった」と満足げに感想を伝えている。
VOCALチームリーダーのWOOZI(ウジ)も「青春をうまく表現したくて、僕たち自身の生活についてたくさん話し合った。一人ひとりがどんな考え方を持って生きていくかを考えながら、作業を行った」と口を揃えた。
ミュージックビデオもまた、SEVENTEENならではの清涼感が込められた仕上がりとなった。
メンバーらは「アイディアを出し合いながら楽しく撮影した。ユニットのシーンもよかった」振り返り、DK(ドギョム)は「レコーディングにもかなり気を使った。何度も修正を重ねて頑張ったアルバムなので、たくさん愛してほしい」とアルバムに対する思いを語った。
PERFORMANCEチームリーダーのHOSHI(ホシ)は、「メンバーたちは、まだまだステージに対する情熱が有り余っている。ファンの方々に対する思いも大きい」と熱い思いをあらわにしている。
記者からどのようなアーティストになりたいかと尋ねられると、SEVENTEENは「歴史に残るアーティストと呼ばれたいが、今回のアルバムはもっと特別。『Heng:garae』が歴史に深く残るアルバムであってほしい」と答えた。
最後には、「新型コロナウイルスの影響でファンの方々に直接会えないので、映像で多彩な姿をお見せしようと努力中だ。たくさん期待していてください」とファンへの温かいメッセージも忘れなかった。
『Heng:garae』は6月22日午後6時、各種音楽配信サービスなどを通じて公開された。
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