イ・ジュンギの次回作、『悪の花』(原題、tvN)の予告映像が初公開された。
『悪の花』は、ミステリアスなラブ&サスペンスドラマ。イ・ジュンギが演じるのは残酷な過去を持った男ペク・ヒソンで、過去を隠し通して偽りの夫婦生活を送っている。その過去を暴こうとする人物が、刑事でもある彼の妻チャ・ジウォン(演者:ムン・チェウォン)なのだ。
今回公開された予告映像では、14年にわたり愛を育んだ夫婦が互いを見つめるシーンが描かれた。愛情のこもった微笑み、繋がれた手、明るい笑顔を浮かべる娘と共にする時間といった結婚生活の記憶の断片が、どこかもの悲しさを感じさせる。
最終的に、夫婦が共に過ごした場所は乱れた毛布だけを残して空っぽになる。意味深な演出は、ドラマに対する期待感を一層高めた。
ペク・ヒソンの空虚な目つきとチャ・ジウォンの困惑した表情は、2人の幸せな記憶を壊す尋常でない出来事が予想される。
見る者の好奇心を刺激する演出は、これだけではない。映像の冒頭に映るシャクヤクの花が、最後は黒く染まった姿で再び映される。2人の信頼と疑念の間に芽生えた“悪の花”が、どのように物語を展開してゆくのか。想像力が膨らむばかりだ。
『悪の花』は、来る7月から放送開始予定。
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