女優キム・ヘス、話題作の撮影を振り返る「ヴァンサン・カッセルに化粧品をおすすめした」【インタビュー①】

2018年12月07日 映画 #韓国映画 #写真
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女優キム・ヘスが、韓国で大ヒット中の映画『国家不渡りの日』(監督:チェ・グクヒ)を通じて自身の演技力を存分に発揮した。

1997年の韓国社会を背景に、国家破綻の危機に面した人々のエピソードを描いた『国家不渡りの日』。キム・ヘスは、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョンに扮し、信念に満ちた専門家を見事に演じた。

『国家不渡りの日』への出演を決めたきっかけについて「IMF経済危機を迎えるまでの1週間を描いた話という点が興味深かった。シナリオが本当に面白くて、この映画は必ず完成させたいと思った」と語るキム・ヘス。

経済の専門家であり、根気強い性格のハン・シヒョンを表現しようとする彼女の努力は相当なものだった。

ハン・シヒョンのセリフのほとんどには専門用語が並んでいる。これについてキム・ヘスは「経済について多くの関心を持とうと努力すれば、他の分野に対する理解度が落ちてしまって難しかった。講義を受けて、それが大きな助けになった」と説明した。

IMF総裁と交渉する場面では流暢な英語も披露している。

「重要なシーンだから、当然外せなかった。言葉に対する負担をなくして、はじめて心からの演技ができると思ったし、その過程も重要視した」

ハン・シヒョンというキャラクターを「危機を食い止めるため、ひとり懸命に戦うというよりは、最後まで全力を尽くす人物だ」と分析するキム・ヘス。キャラクターとのシンクロ率について彼女は「全般的に似ているが、ハン・シヒョンの粘り強さにはとても敵わない」と答え、笑いを誘った。

『国家不渡りの日』は、世界的な俳優ヴェンサン・カッセルがIMF総裁として出演し、話題を呼んだ。

彼の出演についてキム・ヘスは「本当に“ウェルカム”だった」と話している。

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