“韓国版ゲス不倫”ホン・サンス&キム・ミニ、韓国と海外の温度差ますます広がる「非難vs歓迎」

2018年12月01日 映画
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韓国では“嫌われ者”の映画監督ホン・サンスと、彼の“ミューズ”女優キム・ミニが海外で歓迎されている。

ホン監督の23作目の映画『川沿いのホテル』(原題)は、「第56回ヒホン国際映画祭」で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、主演男優賞など3部門で受賞する快挙を成し遂げた。

同映画祭では今回、ホン監督の『川沿いのホテル』と『GRASS』の2作がそれぞれ競争部門と特別上映に招待され、競争部門の『川沿いホテル』が3冠を達成したのである。

ホン監督とヒホン国際映画祭の縁は深い。

2013年の第53回ヒホン国際映画祭でも、ホン監督の『正しい日 間違えた日』が最優秀作品賞を受賞しているし、昨年は『夜の海辺でひとり』の主演を務めたキム・ミニが主演女優賞に輝いた。

ここに、今年の3冠まで加わり、ヒホン国際映画祭の“ホン・サンス愛”を感じさせた。

ホン監督とキム・ミニは、韓国でなかなか姿を現さない。

昨年、『夜の海辺でひとり』の記者会見でふたりが“不倫”の事実を認めた以来、世間の批判が続いているためか、表舞台に顔を出すことはなくなった。

(関連記事:“韓国版ゲス不倫”ホン・サンス&キム・ミニの近況にネット民冷ややか「興味なし」

映画のプロモーション活動であっても、韓国ではすべて欠席している。韓国最大の映画祭である釜山国際映画祭に『GRASS』が招待されたときも欠席するなど、世間は彼らに、彼らは世間に背を向けているのが現状だ。

だが、海外の映画祭では引っ張りだこの様子。

『川沿いのホテル』の前作『GRASS』は、「第68回ベルリン国際映画祭」のフォーラム部門に招待され、ワールドプレミア公開されたし、「第56回ニューヨーク映画祭」のメインスレート部門でも上映された。

ふたりは、ベルリン国際映画祭やロカルノ国際映画祭など、海外のあらゆる映画祭に同伴出席しながら、堂々と姿を見せている。

韓国の激しい非難世論にも関わらず、海外では絶賛され続けているホン監督とキム・ミニ。韓国と海外との温度差が広がる中、はたしてふたりはどんな歩みを見せるか、注目が集まる。

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