女性を集団暴行し、性交動画を撮影・流布した容疑で裁判中のチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンの控訴審判決を裁判所が延期した。
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特にチェ・ジョンフンは被害者との合意書を提出し、チョン・ジュニョンも被害者との合意のために宣告延期を要求しただけに、量刑に影響を与えるかが注目される。
5月7日午後、ソウル高裁・刑事12部(部長判事ユン・ジョング)の審理で、性暴行犯罪の処罰に関する特例法違反(特別準強姦)などで起訴されたチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンなど5人の宣告期日が行われたが、裁判所は宣告を5月12日に延期すると伝えた。
チョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンは、宣告前日の5月6日に期日変更申請書を提出し、裁判所がそれを受け入れた。
その日、裁判所は「被害者との合意書が重要な量刑基準になるわけではないが、特殊であったり、例外的であったりした場合、それを反映している」と宣告期日を延期した。
特にチェ・ジョンフンは、宣告公判直前に被害者との合意書を提出しており、チョン・ジュニョンなどの被告も被害者側と合意する時間を与えられたことで、今後、量刑にも影響があるかが注目されている。
先立って検察は結審公判で強力な処罰を要求しており、一審と同じようにチョン・ジュニョンに懲役7年、チェ・ジョンフンに懲役5年を求刑した。
もちろん被害者との合意が量刑の絶対的な基準ではないが、法曹界では一審で実刑を宣告された後、二審で合意書を提出して刑量が下がったり、執行猶予で釈放されたりした事件が多いと指摘する。
とある法曹界の関係者は「チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンらは今回の控訴審で、一審ではできなかった被害者との合意を重用した可能性が高い」とし、「性犯罪に対しては被害者と合意できるかどうかが、最大の量刑条件だ。合意した場合、有罪と認められても執行猶予処分となる可能性が高い」と述べた。
チョン・ジュニョンやチェ・ジョンフンら被告人5人は、去る2016年1月に江原道・洪川(ホンチョン)、同年3月に大邱(テグ)で酒に酔った女性を集団性暴行した疑いを受けている。またSNSを通じて不法撮影物を流布した疑いもある。
彼らは一審に続き、控訴審でもいくつかの容疑について、合意のうえで持った性関係だったとし、無罪を主張してきた。
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