増え続ける韓流スターの“Youtubeデビュー”。人気の一方で意外なリスクも?

2020年05月03日 話題 #少女時代 #女優
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今や韓国のスターたちにとって、YouTubeチャンネルは必須となりつつある。

一部のスターにしか見られなかったYoutubeの個人チャンネルを、今ではほとんどのスターが所持している。SNSと同様に、必須ツールとして活用されつつあるのだ。

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さらにいえば、以前まではYoutubeチャンネルを運営するのはバラエティ慣れした芸能人や、ライブ配信をはじめとしたリアルタイムのコミュニケーションを続けてきたアイドルグループのメンバーがほとんどだった。しかし、現在はほとんどのスターらがYoutubeを通じてファンにさまざまなコンテンツを届けている。

トップスターは秘密主義でなければいけないという以前までの常識が、今は変わりつつある。自身の日常を積極的に公開する親しみやすい姿が人気を呼ぶ傾向にあるからだ。

韓国でスターユーチューバーの元祖といえば女優シン・セギョンとキム・ナヨン、EXOのベクヒョン、Apinkのユン・ボミなどが挙げられるが、最近はバラエティでもなかなか姿を見せることのなかったスターの姿も目立つ。

(写真上から)ハン・イェスル、Davichiカン・ミンギョン、イ・ハニ、少女時代ジェシカ

女優ハン・イェスルは、ユーチューブチャンネル「ハン・イェスル is」を通じて日々ファンと交流している。約74万人のチャンネル登録者を抱える人気ぶりで、普段のメイクや愛用品、視聴者からの悩み相談といった多彩なコンテンツを通じて活発に活動している。

トップ女優として人気を集めるイ・ハニもまた、Youtubeを通じて普段見ることのできないような姿を披露している。授賞式のドレスのフィッティングシーンやアウトドアを楽しむ様子など、新鮮な魅力でファンを楽しませているようだ。

このほかにも女優ハン・ジヘ、ソン・テヨン、オ・ユナ、Davichiのカン・ミンギョン、Girl's Day出身のヘリ、少女時代ジェシカなど、さまざまな分野で活躍するスターたちがYoutubeで存在感を示している。

なかでも、カン・ミンギョンとキム・ナヨンは最近、Youtubeの収益を寄付して善良な影響力まで発揮し、温かいニュースを届けた。

このように、Youtubeではスターたちの新鮮な魅力に触れることができる。視聴者と交流するコンテンツとして位置づけられ、多くの人々から歓迎されているツールとなりつつあるのだ。

ある芸能関係者は、「スター自ら撮影するケースも多く、編集まで行う者もいる。直接コンテンツをプロデュースすることが可能なだけでなく、映りの良い部分を選ぶことができるため、TV番組より負担も少ない。 Youtubeを通じて大衆に近づくことができるため、歓迎ムードだ」と話している。

しかし、スターのYouTubeチャンネル開設には問題も少なくない。最近は歌手RainのYouTubeチャンネル開設が知らされたが、後に公式ではなく詐称を目的としたチャンネルであることがわかった。 スターの名を語る詐欺アカウントも見受けられ、世間に混乱を招いている状況だ。

一方で、コンテンツの位置づけに対する懸念の声も。

ある関係者は、「Youtubeコンテンツの人気要因には、テレビなどでは見られない“B級感”も挙げられる。一般人が披露する新鮮なコンテンツという位置付けであったが、スターたちの登場によってそのB級感も次第に消えつつある」と指摘した。

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