“泥沼破局”女優ク・ヘソン、事務所の退所めぐりトラブル「損害賠償金に納得できない」

2020年04月30日 話題 #ク・ヘソン
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女優ク・ヘソンが、所属事務所の退所をめぐる自身の立場を表明した。

離婚訴訟中のアン・ジェヒョンの事務所であり、ク・ヘソンの前所属事務所であるHBエンターテインメント(以下、HB)は4月29日、「ク・ヘソンとの専属契約が解約された」と明かした。

【画像】“泥沼離婚”を経て11kg減量。ク・ヘソンの近況

ク・ヘソンは、昨年アン・ジェヒョンとの破局を迎えた前後に、HBがアン・ジェヒョンの立場で業務を行うとして専属契約の解約を主張、昨年9月に大韓商事仲裁院に仲裁を申請した。

一方のHBは、ク・ヘソンの契約違反と信頼喪失により、これ以上所属俳優としての関係を維持できないと主張し、損害賠償を求める反対申請をしている。

それについてHBは、先日4月21日に仲裁院がク・ヘソンが主張した所属事務所の帰責事由と解約事由は認めず、ク・ヘソンが会社に一定の損害賠償をすることを前提に契約解除を認めるという判定を下したと主張。「非公開で行われた仲裁手続のため、内容については詳しく説明できない」としている。

しかし、ク・ヘソンは同日、ポータルサイトに自身の所属を「ク・ヘソンフィルム(代表)」に修正し、インスタグラムで新しいプロフィール写真とともに「判定漏れの部分があり再検討中。あまり心配しないで」という書き込みを残した。

さらに、ク・ヘソンの訴訟代理人である法務法人リウも4月30日、公式立場を明らかにした。

ク・ヘソン

リウ側はHBの公式立場が事実と異なるとし、「ク・ヘソンが前所属事務所を相手に提起した専属契約効力の不存在確認仲裁申請は4月22日、商事仲裁院の仲裁裁定を受け、ク・ヘソンが勝訴した」と反論。

「仲裁手続が終わる頃、前所属事務所がク・ヘソンを相手に3億3000万ウォン(約3000万円)相当の損害賠償を請求したが、そのほとんどが棄却され、一部である3500万ウォン(約350万円)を賠償するよう判定が下された。それも前所属事務所の過失を酌量して減額した金額で、前所属事務所は請求金額対比90%近く敗訴した」と主張した。

そしてク・ヘソンが3500万ウォン(約350万円)に対しても納得できず、5月に追加の仲裁申請を準備しているなか、このような報道が出て残念だと明かしている。

◇ク・ヘソン プロフィール

1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。書籍の執筆も手掛けており、昨年は韓国で自身の恋愛経験を基にした『涙はハートの形』(原題)を出版した。

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