新型コロナウイルスの影響によってK-POPアーティストの海外活動が厳しくなっているが、彼らの熱い人気は相変わらずだ。
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日本でも多数のコンサートやワールドツアーの中止・延期が発表されているが、TWICEをはじめSEVENTEENやMONSTA Xなど、多くのK-POPアーティストが冷めやらぬ人気を見せている。
去る4月15日にリリースされたMONSTA Xの日本シングル『Wish on the samesky』は、タワーレコードデイリーセールスランキング、オリコンデイリーシングルランキングといった各種チャートで1位を獲得した。2017年に日本デビューしたMONSTA Xは、その年に日本の大型野外音楽フェスティバル「SUMMER SONIC」に出演して話題を集めた。
K-POP界を代表するガールズグループTWICEもまた、去る4月15日に2019年リリースの日本2ndアルバム『&TWICE』が日本レコード協会からプラチナ認定を受けた。プラチナ認定は出荷枚数25万枚以上の作品に与えられるもので、TWICEはベストアルバム2作、シングル5作、ファーストアルバムに続き、今回のアルバムをもって9作連続プラチナ認定の快挙を果たした。
中でも、2018年5月にリリースされたシングル『Wake Me Up』は海外女性アーティスト史上初の出荷枚数50万枚以上を記録し、ダブル・プラチナ認定を受けている。
SEVENTEENの人気も相変わらずだ。去る4月1日にリリースした日本2ndシングル『舞い落ちる花びら(Fallin'Flower)』、ビルボードジャパン、オリコン週間シングルチャートのトップを席巻するなどして大きな存在感を見せた。
2018年に日本で正式デビューしたSEVENTEENは、新曲をリリースするごとに確実に人気を上昇させている。昨年リリースした日本1stシングル『Happy Ending』は、リリースからわずか1日で23万枚以上の売り上げを誇り、今回のシングルに関しても20万枚の売り上げを突破している。
昨年は韓国がホワイト国から除外されたことによって日韓で緊張状態が続き、韓国では日本製品の不買運動が勃発した。そして今年は新型コロナウイルスの影響によって韓国人アーティストの活動にもストップがかかり、K-POPの人気に大きな打撃が生じることが懸念された。しかし、現実はそうではなかった。
ある歌謡関係者は、「日本のK-POPファンはあまり日韓関係を気にしていない世代であると同時に、音楽は別の問題という見方もある。現在は日本での活動が不可能だが、有意義な成績や成果を出していることについては肯定的に見ている」と明かしている。
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