俳優イ・ミンホとキム・ゴウンが、キム・ウンスク脚本家の新作で3年ぶりに帰ってきた。
4月16日午後、SBSの新ドラマ『ザ・キング：永遠の君主』の制作発表会がオンライン生配信され、主演キャストのイ・ミンホ、キム・ゴウン、ウ・ドファン、キム・ギョンナム、チョン・ウンチェ、イ・ジョンジンが出席した。
『ザ・キング』は、パラレルワールドを題材とし、次元の門を閉じようとする大韓帝国の“理系皇帝”イ・ゴン（演者イ・ミンホ）と、韓国の“文系刑事”チョン・テウル（演者キム・ゴウン）が2つの時空を超えて協力するというファンタジー・ラブストーリーだ。
イ・ミンホにとっては除隊後初の作品で、SBSドラマ『青い海の伝説』以来、3年ぶりのドラマ復帰となる。キム・ゴウンも、『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』（以下、トッケビ）以来3年ぶりのドラマ出演だ。
イ・ミンホはドラマ『相続者たち』で、キム・ゴウンは『トッケビ』でキム・ウンスク脚本家と意気投合し、シナジー効果をもたらしている。そんな2人が再びキム・ウンスク作品に主演するということで、期待が集まっている。
この日、イ・ミンホは「久しぶりにご挨拶することになった。見慣れない感じだし、どきどきする」とし、「ハイライト映像を見たが、とても面白かった。私も早く本編が見たい。私が務めるイ・ゴンという役は、文武を備えた人物」と、自身の役を紹介しながら期待感を高めた。
キム・ゴウンは「私も久しぶりにドラマを通じて挨拶することになった。初回放送がもうすぐだから楽しみにしていてほしい。今後も頑張って撮影に臨む」と付け加えた。
イ・ミンホは、相手役のキム・ゴウンに対して「目つきが作品ごとに変わる。映画『コインロッカーの女』や『トッケビ』でもみんな違う姿だったが、目つきが良い女優だ」と話す。
キム・ゴウンもイ・ミンホに対して「とても性格が良い。先輩が最初からよく引っ張ってくださり、たくさん助けてもらった」と答えている。
この他にも、ウ・ドファン、キム・ギョンナム、チョン・ウンチェ、イ・ジョンジンなど、そうそうたる顔ぶれの俳優たちが加わり、豪華なラインナップを誇った。
イ・ジョンジンは「イ・ミンホとキム・ゴウンの組み合わせが甘いとするなら、私が演じるイ・リムが登場すると暗雲が立ち込める」と、ドラマ内の葛藤を予告した。
チョン・ウンチェも「私は野望あふれる人物を務める。 複雑な役柄だ」と、語った。
俳優たちは口を揃えてキム・ウンスク脚本家に対する無限の信頼感を示した。
キム・ウンスクは、ドラマ『パリの恋人』『紳士の品格』『相続者たち』など、SBSで放送されたすべての作品を成功に導いている。そんな彼女が、創立30周年を迎えたSBSに帰ってきたことに、SBSの並々ならぬ意気込みを感じる。
イ・ミンホは「有り難い事に、とても欲が出てうまくやり遂げたい台本を貰えて気持ちよかった。すでにキムさんと仕事した経験があり、ドラマ界でキム・ウンスクという名前はすごく影響力があるので、信頼と信用を持ってこの作品に出演できた」と話している。
キム・ゴウンも「2度目に一緒にやろうと提案してくれたことが嬉しかった」と答え、チョン・ウンチェも「オファーを受けてびっくりした」と正直に話した。イ・ジョンジンは「毎回台本を受け取るのが待ち遠しいほど面白い。演技を20年間やってきたつもりだが、新たに学ぶところが多い」と話している。
キム・ウンスク脚本家の作品が視聴者に愛される理由は何だろうか。
イ・ミンホは「今回、それをもっと大きく感じた。きれいな童話みたいだ。台本が全体的に温かみがあり、その中のストーリーがしっかりしている。すべてのキャラクターがダイナミックに生きていて、前向きな影響を与えてくれる」と述べた。
『ザ・キング』が他の作品と違うのは、「並行世界」という珍しい世界観という点だ。
イ・ミンホは「大韓民国と大韓帝国があって、私も紛らわしい部分があった。それは映像で説明してくれるので、わかりやすく理解できると思う。並行世界という同時代を生きていくので、楽しむのに困難はないはず」と説明している。
最後に、俳優たちは『ザ・キング』の見どころを語った。
「目が離せず、一緒に見た人とは話に花を咲かせるはずだ」と言ったのは、イ・ジョンジン。
キム・ゴウンは「回を重ねるごとに面白くなる。見れば見るほど待ち遠しい作品だ。初回を見逃してはいけない」と話した。
イ・ミンホは「様々な見方で楽しくご覧いただけるはず。社会的距離をとりながら『ザ・キング』で1日を締めくくってほしい」と付け加えた。
ドラマ『ザ・キング：永遠の君主』は、韓国SBSにて4月17日よる10時に初回放送予定。
日本のNetflixで同日配信予定となっている。
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