韓国人気スターらの「投票呼びかけ」に反響!“過去最多”投票率を後押し

2020年04月16日 話題
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4月15日に行われた韓国の第21回国会議員選挙(総選挙)が、過去最多投票率(66.2%)を記録した。前回2016年の総選挙(58%)に比べて8.2ポイント上回る数値となった。

このような投票率の上昇には、多くの人気芸能人が参加した「しっかり選ぼう」キャンペーンも後押ししたとの評価だ。

【画像】俳優チュ・ジフンに、チョン・ヘインも。人気俳優らが考える投票とは?

今回のキャンペーンは、2017年5月の大統領選挙「0509バラプロジェクト」と、2018年6月の全国同時地方選挙「613投票して笑おう」に続く3度目のキャンペーン・シリーズだった。

国民の権利である選挙権を必ず行使しようという趣旨のもと、数多くの人気スターたちがノーギャラで出演。全国民的に選挙ムードを盛り上げたと評価されている。

今回のキャンペーンには、俳優チュ・ジフンをはじめ、チョン・ウソン、チョン・ヘイン、女優キム・ダミ、ハン・イェリ、脚本家のノ・ヒギョンなど、全47人の芸能人やプロデューサー、脚本家、アーティスト、デザイナーらが参加した。

新型コロナウイルス19の影響で団体撮影は取り消しになったが、個々人が自ら撮影した動画を公開する形でキャンペーンが進められた。

参加者たちは、主催側から渡された“投票ギフトセット”のうち、Tシャツに書かれた「NO vote NO( )」の空欄を埋めるというミッションを行った。

例えば、俳優チュ・ジフンは「NO vote NO LIFE」(投票がなければ人生もない)、チョン・ヘインは「NO vote NO LIBERTY」(投票がなければ自由もない)と記載し、投票の大切さを力説した。

その動画は、3月16日から中央選挙管理委員会のフラットフォームにて公開され、SNSやポータルサイトを中心に拡散。今をときめく人気スターたちの出演が世間の反響を呼んだ。

キャンペーン関係者は、こう言う。

「スターたちが世間に及ぼす良い影響力が、実際にも投票率の上昇に役立っている。このキャンペーンは、機関や団体ではなく民間で自発的に行われたという点で意味深い。困難な時期にもかかわらず、自発的に参加してくれたスターたちに感謝を伝えたい。今後もこのような趣旨のキャンペーンが増えることを願う」

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