新型コロナウイルスと関連して自主隔離となったが守らず、韓国国立バレエ団から解雇処分を受けたダンサー、ナ・デハンが謝罪の意を明らかにした。
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ナ・デハンは4月13日、インスタグラムを通じて「思慮のない行動で、すべての方々にご心配をおかけして申し訳ない。今回の国立バレエ団の自主隔離期間中、日本を行ってきてSNSに掲載し、物議を醸したことを深くお詫び申し上げる」と謝罪した。
続いて「国家的な重大な危機的状況にもかかわらず、国立バレエ団員としての身分を忘れた、軽率な行動であったことを認めている」とし、「このようなことが二度とないように深く反省して自粛する。本当に申し訳ない」と重ねて頭を下げた。
韓国国立バレエ団は、去る2月14日と15日に大邱(テグ)オペラハウスで行われた『白鳥の湖』の公演後、大邱と慶尚北道地域で新型コロナが急速に感染拡大したことと関連し、全職員と団員を予防・保護するために2月24日から3月1日までを自主隔離期間と定めた。
しかしナ・デハンは自主隔離期間中、ガールフレンドと一緒に日本を旅行し、その写真をSNSに公開して物議を醸した。国立バレエ団は結局、3月2日に謝罪文を出し、後に開かれた懲戒委員会でナ・デハンを解雇処分にした。
それに対してナ・デハンは、弁護人を通じて「解雇は不当だ」と再審を申請。再び懲戒委員会が開かれた。国立バレエ団側は懲戒委員会の結果を発表していない状態だ。
韓国芸術総合学校舞踊院の実技科を修了したナ・デハンは、韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたダンサーによるリアルバラエティ『サムバディ』に出演して名を知らせた。
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