1990年代に一世を風靡した女優キム・ヒエ(52)とキム・ヘス(49)が、貫禄の演技と巧妙な姿で健在ぶりを見せつけた。
キム・ヘスは、ドラマ『最後から二番目の恋』以来、4年ぶりに『夫婦の世界』(JTBC)で復帰。夫に不倫される主人公役を務め、上品さと狂気を併せ持つキャラクターを見事に表現している。
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刺激的な内容にもかかわらず、“良作”と評価されているのはキム・ヒエの役割が大きい。また、50代になった現在も相変わらずの美貌を誇っており、劇中で披露するファッションも話題を集めるなど、新たな“全盛期”を迎えている。
主演ドラマ『シグナル』以来、4年ぶりにドラマ復帰したキム・ヘスも存在感を示した。
4月11日に最終回を迎えた主演ドラマ『ハイエナ』(SBS)で弁護士チョン・グムジャ役を務め、カリスマからウィットに富んだ姿まで、多様な魅力を発散した。
弁護士はドラマの“常連キャラクター”ともいえるが、キム・ヘスはこれまでになかった“サバイバル型”弁護士として差別化を図った。
キム・ヘスにとってチョン・グムジャ役は、『シグナル』のチャ・スヒョン役に次ぐ「新たな代表キャラクター」との評価も出ている。
『ハイエナ』は10%台の視聴率を維持しながら同時間帯1位を記録し、自己最高視聴率で有終の美を飾った。早くも、シーズン2を求める視聴者の声が相次いでいる。
このように、キム・ヒエとキム・ヘスは、視聴率と高い話題性、相変わらずの名声を証明して見せた。ドラマと映画、ジャンルを選ばない地道な活動で幅広い層の支持を受けている2人は、自身の価値を高めるとともに、後輩たちの“お手本”にもなっている。
テレビ関係者は次のように語る。
「2人とも、撮影現場で演技に対する情熱を表している。また、女優も年齢に関係なく幅広い役割と演技ができるという、可能性の拡大を身をもって示した。いろんな面においてお手本になる女優たちだ」
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