薬物中毒で韓国国内から追放されたタレントのエイミーが、プロポフォールなど薬物使用の疑いで警察の捜査を受けているフィソンについて口を開いた。
一時、友人として“義理”を守るために彼の犯行を隠したが、フィソンと共に投薬したという自分の主張はすべて事実だったとし、「私のように過ちがあれば認めて、健康も取り戻し、以前の純粋な姿に戻れることを願う」と意思を表明した。
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フィソンは3月26日、プロポフォールを購入した疑いで慶北(キョンボク)地方警察庁から捜査を受けているというニュースが伝わった。その後、3月31日と4月2日の2回にわたって“第2のプロポフォール”と呼ばれる全身麻酔剤の一種・エトミデートを投薬した状態でトイレで発見され、衝撃を与えた。
エイミーは昨年4月、自分のSNSを通じてフィソンと推定される人物と共に薬物を投薬したとの書き込みを掲載し、話題を呼んだ。 フィソン側がこれを否定すると、「乗り切れますか」と再度投稿した。
4月10日、韓国紙『スポーツ朝鮮』は中国に滞在しているエイミーのインタビュー内容を公開した。
エイミーは「フィソンと電話している間、私は彼が通話を録音しているとは全く知らなかった。彼は父親が亡くなった話や知人の死などを次々と打ち明けながら『とても辛い』と話していたので、それを聞いて私も心が痛んだ」と語った。
「かけがえのない友だちだった人が電話で嗚咽するので心が弱まり、涙まで出た。だから『元に戻す』と言ったのだが、彼がそれをSNSにアップして私は一瞬で嘘つきになった」と話した。
フィソンは当時、エイミーの書き込みにある友人が自分だというデマに悔しさを訴え、エイミーがこれについて謝罪したとして、その録音ファイルを公開している。
しかし、エイミーは当時SNSに書き込んだ書き込みについて「すべて事実だ」と主張した。
エイミーは「私が望むのはただ一つ。フィソンの心からのお詫びだ。 本当に信じていた友だちに裏切られた痛みは、経験がない人は本当に分からない」と述べた。
また「私が犯した罪に対して悔しいという話ではない。 私は確かに間違った選択をして大きな過ちを犯した。拘置所に閉じ込められ、罰金を支払い、今は国から追い出され、家族のいない国で5年間一人暮らしをしながら罪を償っている。しかし、信じていた人に裏切られ、一瞬にして嘘つきに追い込まれた傷は違うと思う。 フィソンを心から信じていたし、大切にしていた。 ただ私に心からのお詫びの一言を言ってほしい」と話している。
一方、フィソンの所属事務所は4月3日、フィソンが病院に入院して精神科治療を受けていると伝えた。
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