韓国JTBCのドラマ『夫婦の世界』(原題)が、好スタートを切った。
3月27日に放送された初回の視聴率は、全国6.3%(首都圏6.8%)をマーク。同局ドラマの中で初回視聴率最高記録となった。
また、3月28日放送の第2話では、11%(全国10%、首都圏11%)と2ケタを達成。地上波を含む同時間帯1位となった。
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瞬間視聴率が12.5%まで上がった最高の1分は、チ・ソヌ(演者キム・ヒエ)とイ・テオ(演者パク・へジュン)夫婦の葛藤が爆発したあと、イ・テオが不倫相手の妊娠を知るシーンだった。
真実を打ち明ける最後のチャンスを与えられたイ・テオは、最後まで嘘をついてチ・ソヌを失望させる。そして、ついに不倫相手ヨ・ダギョンの妊娠がわかって衝撃を受けるイ・テオと、彼を追うチ・ソヌの冷たい目付きが破局の幕開けを知らせた。
初回から“良作”を予感させた『夫婦の世界』は、完璧だった2人の世界が虚像だったことに気付いた、夫婦の不安と疑い、真実と嘘が絶えず絡み合いながら視聴者を圧倒した。
破格の展開と、渦巻く感情を繊細に描いた演出、密度の高いセリフ、キャスト陣のリアルな演技が合わさった結果と言える。
自分の完璧な世界を壊されたチ・ソヌ(演者キム・ヒエ)は今後、幸せの破片を手に持って不幸と真正面に向き合う。
彼女がどんな選択をし、夫婦の世界がどうなっていくか。今後の展開に関心が集まる。
『夫婦の世界』は、韓国JTBCにて放送中。
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