俳優チュ・ジフンが、韓国SBSドラマ『ハイエナ』と、Netflixオリジナルシリーズ『キングダム』シーズン2を通じて、お茶の間で大活躍している。
チュ・ジフンは2006年のドラマ『宮(クン)~Love in Palace』でデビューし、その新鮮なルックスが視聴者の目に留まった。
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それ以降、ドラマ『蒼のピアニスト』『仮面』『メディカルトップチーム』などを通じて演技力を認められ、映画『アシュラ』『神と共に』シリーズ、『工作』『暗数殺人』などに出演しながら「第5回韓国映画制作家協会賞」主演男優賞、「今年の映画賞」助演男優賞、「第24回春史(チュンサ)映画祭」主演男優賞、「黄金撮影賞」最優秀主演男優賞など賞を総ナメ。
名実ともに忠武路(チュンムロ/米ハリウッドのような映画の街)を代表する俳優となった。
そして今、『ハイエナ』や『キングダム』シーズン2と、出演作が続くチュ・ジフン。 一体どのようにして視聴者を魅了しているのか。
まず『ハイエナ』は、上位1%の超富裕層を代弁するエリート弁護士たちの熾烈なサバイバル日常を描いた、弁護士たちの奮闘記だ。チュ・ジフンは大手弁護士事務所「ソン&キム」のエース弁護士ユン・ヒジェ役を務める。
映画では重みのあるキャラクターを演じてきたチュ・ジフンだが、『ハイエナ』では自分とは正反対の人生を生きてきた雑草弁護士チョン・クムジャ(演者キム・ヘス)に出会って、夢中になるキャラクターで魅力を発散している。
チョン・クムジャが意図的に自分に近づいたことを知る場面では、激怒しながらも「一瞬も本心はなかったのか」と酔い潰れる設定も魅力的に演じ切った。
さらに第8話ではチョン・クムジャを慰め強烈なキスシーンを繰り広げたが、今週放送された9、10話ではチョン・クムジャの新しい依頼人ケビン・チョン(演者キム・ジェチョル)に嫉妬するそのギャップに、「ユン・ヒジェの魅力を200%生かしている」という評価を受けた。
一方、『キングダム2』はゾンビたちが生き返り、生き地獄と化した朝鮮半島を舞台に、王位継承権を欲するチョ一家の貪欲さと、誰も信じられなくなってしまった世子(王位継承者)イ・チャンの死闘を描くミステリースリラー。
チュ・ジフンは、誰よりも孤独だが民のためにすべてを捨て、政治権力を断ち切るために力強く成長した世子イ・チャンのキャラクターを立体的に表現している。
誠実なキャラクター分析による巧みな演技力が、『キングダム』で完璧に生かされたとの評価だ。
真っすぐな姿で視聴者をときめかせる『ハイエナ』のユン・ヒジェと、苦難に立ち向かう『キングダム』のイ・チャンを、優れた演技力で披露しているチュ・ジフンの活躍は、今後も続く見込みだ。
『ハイエナ』は現在、韓国SBSにて毎週金・土曜よる10時から放送中。『キングダム』シーズン2は、Netflixにて配信中。
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