日本に韓流時代劇ブームを巻き起こした『宮廷女官チャングムの誓い』。2003年に韓国で放送されると平均視聴率40%を記録した。
日本でも2006年にNHKの総合テレビで地上波放送されただけに、日本でも視聴者が多かったことだろう。
特に放送序盤、主人公チャングムの少女時代編は、ほのぼのとした雰囲気ながら師弟愛などもあり、人気だった。またチャングムの幼年期を演じたチョ・ジェウンは日本でも注目を集めた。
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気になるのはそのチョ・ジェウンと同じく、韓国でも「かわいらしい」と人気だったクミョンの少女時代を演じた子役だろう。
クミョンを演じていた子役の名は、イ・セヨン。1992年生まれで5歳にして芸能界デビューした彼女は、『チャングム』初放映時はまだ11歳だった。
『チャングム』でその存在を知らしめた彼女は、2004年に『ラブリー・ライバル』と『僕が9歳だった頃』という2本の映画でキラリと光る存在感を放ち、“花形子役”の仲間入り。
その後も『威風堂々な彼女』(2003年)、『僕らのイケメン青果店』(2011年)、『大王の夢』(2012年)、『会いたい』(2012年)と順調にキャリアを重ね、2017年には公共放送KBSのドラマ『最高の一発』で主演も務めた。
こうしてかつての“天才子役”は、2019年には『王になった男』と『医師ヨハン』などでもヒロイン役を演じ、今では主演級女優のひとりに数えられるようになった。
2020年3月からは新作ドラマ『メモリスト』でヒロイン役を務めているイ・セヨン。27歳となり、今後の活躍がますます期待できそうだ。
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