北米から意外な国まで…21カ国から集まるKリーグ2020年の外国人選手たち

2020年02月21日 サッカー #Kリーグ
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最も国際的なスポーツ種目を挙げると、一番がサッカーだろう。世界のどこでもサッカーを楽しみ、サッカーに熱狂する人々がいる。そのためサッカー市場は、選手の移動が自由で幅広い。

Kリーグも毎シーズン、多くの外国人選手が行き交う。

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これまでKリーグにやってくる外国人選手たちの出身国は、大きく2つに分かれてきた。南米を代表するブラジル出身者が大きな軸を成しており、もう一方の軸は東欧出身だ。 

しかし、最近になって外国人選手たちの出身国が多様化している。2020シーズンは多彩な国家の出身選手たちがKリーグでプレーする。

大陸別に見ると、アジア、アフリカ、北米、南米、オセアニア、欧州など、全世界の大陸からKリーグに集まるといっても過言ではない。国別としては21カ国の選手たちがKリーグで戦うことになる。

2020シーズンも、ブラジル出身選手たちが外国人の中で最も多い。今季Kリーグに登録された61人の外国籍選手のうち、30%を超える20人がブラジル出身だ。 

(写真=韓国プロサッカー連盟)上段は大邱FCの外国人選手たち。下段は水原FCの外国人選手たち

一方、2020シーズンに初めてKリーグにやってくる外国人選手もいる。南アフリカ共和国出身のFWラルス・フェルトワイク(全北現代)と、カナダ出身のDFドニール・ヘンリー(水原三星)がその主人公だ。彼らは両国から輩出された初のKリーガーだ。

Kリーグではなかなか目にできなかった国籍の選手もいる。 

蔚山が迎え入れた長身FWビョルン・ヨンセンはノルウェー出身だ。ソウル・イーランドFCのユニホームを着たFWリヒャルト・スクタ=パスはドイツ国籍だ。 

新シーズン初めて外国人選手を活用する牙山FCは、オーストリア出身のアルミン・ムヤキッチとスウェーデン出身のフィリップ・ヘルキストを迎え入れた。彼ら欧州からの選手たちは“Kリーグ・ドリーム”を夢見ている。

アジア枠としてはオーストラリア(7人)とウズベキスタン(5人)出身が最も多い。

オーストラリア出身の場合、フィジカルの長所が魅力的だと評価されている。アジアよりは事実上、欧州型に近いプレーを見せるため、アジア枠の中では脚光を浴びている。

ウズベキスタンの場合、イクロムジョン・アリバエフ(FCソウル)やアシュマトフ(光州)など、Kリーグで成功事例が多いことが増加に大きな影響を与えたものと見られる。 

また、ウズベキスタン選手たちは代表クラスでも年俸が2億ウォン(約2000万円)前後と、コスト的な面でも長所があるとされている。

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