トッテナムを劇的勝利に導いたソン・フンミン(27)が、謙虚な姿勢でチームメイトに花を持たせた。
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ソン・フンミンは2月16日(日本時間)に行われたプレミアリーグ第26節のアストン・ヴィラ戦で2ゴールを挙げ、トッテナムの3-2の勝利に貢献した。
今回の2ゴールにより、ソン・フンミンは公式戦5試合連続、プレミアのみでは3試合連続ゴールとなった。さらにはプレミアリーグ通算51ゴール目も記録した。
試合後、インタビューに応えたソン・フンミンは「常に自分のポジションで最善を尽くそうとしている。チームメイトがいなければゴールも決められていない。全員に感謝したい。難しい試合だったが勝てて良かった」と謙遜した。
また、「チャンスが来ると考えていた。運良くボールが自分のところに来て、フィニッシュも上手くできた」と決勝ゴールに満足感を表した。
前半終了間際にはヒヤリとする場面もあった。
前半44分にスティーブン・ベルフワインが倒されて得たPKで、ソン・フンミンのシュートは相手GKペペ・レイナに防がれてしまった。すぐに自分で押し込み得点にしたものの、絶好の得点チャンスを逃す危険性があった。
ソン・フンミンは「僕もキーパーも(相手のタイミングを)待っていた。キックは良くなかったが、あきらめずリバウンドを押し込もうと考えていた。毎回決めるのは難しいが、もっと練習しなければならない。また機会があればしっかり仕上げられるようにしたい」と振り返った。
そして、「常にゴールを決めることは簡単ではない。相手も経験豊富な選手で能力も優れている。難しいだろうと考えていた。マン・オブ・ザ・マッチにふさわしい選手だ」と、PKをセーブした相手GKレイナに称賛を送った。
試合終了直後、ソン・フンミンはオウンゴールと同点ゴールの両方を決めたチームメイトのトビー・アルデルヴァイレルトに拍手を送った。
「祝福すべきことがある。トビーに子供ができたんだ」と話すソン・フンミンは、「オウンゴールを決めてしまい、楽ではなかっただろう。でも、これまで僕たちにしてくれたことを表現したかった。僕らの後方で苦労した選手には祝福されるべき資格がある」と、チームメイトを配慮する姿も見せた。
トッテナムは2月20日、ブンデスリーガのライプツィヒとUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・ベスト16の1stレグを戦う。
ソン・フンミンの意識はすでにCLを向いている。「再びCLが始まる。難しい試合となるだろう。決勝まで進んだ昨シーズンのことは考えない。しっかり準備して良い試合をしたい」と覚悟を明かした。
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