伝説と伝説がついに顔を合わせた。
2020シーズン開幕を控えるヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタと、横浜FCのFW三浦知良が対面した。2人はJリーグで最も注目される選手たちだ。
Jリーグは2月14日、東京で新シーズン開幕を告げるイベントを行った。イベントには2人の選手がクラブの代表選手として参加した。
昨年ヴィッセル神戸に移籍し、Jリーグの興行を導いているイニエスタは、スペイン・バルセロナの伝説といえる。Jリーグ最高年俸者として実力面はもちろん、人気面でも話題の中心だ。
三浦もJリーグの“生きる伝説”と評価される。52歳の三浦はJリーグ最年長出場記録を持つ。昨シーズン、所属する横浜FCが2部リーグ2位となり、13年ぶりに1部リーグの舞台を踏むチャンスを掴んだ。
三浦は開幕を控え、イニエスタとの出会いに期待感を示したことがある。2人は会場で初めて会い、話を交わした。
複数のメディアによると、イニエスタは「本当におもしろいシーズンが目の前にある。まずはJリーグで良い試合をして、それを土台に他の大会でも戦いたい」と話した。
続いて開幕戦への期待感も示した。イニエスタは「開幕戦で横浜FCとの対戦が期待される。カズさんにとって良いシーズンになるよう願う」と述べた。
すると横にいた三浦はスペイン語で「ありがとう」と伝え、イニエスタは日本語で「どういたしまして」と返した。
イニエスタのヴィッセル神戸と三浦の横浜FCは来る2月23日、ノエビアスタジアム神戸でJリーグ開幕戦を行う。
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