社会人野球出身の富岡聖平のメジャー進出に韓国も注目「同じ社会人リーグの質が違う」

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日本の社会人野球でプレーした選手が、米メジャーリーグ(MLB)に挑戦する。

日本のバイタルネットに入社し、社会人リーグの投手としてマウンドに上がった右腕・富岡聖平が1月30日、オークランド・アスレチックスとマイナー契約を結んだ。

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富岡聖平は昨年11月に東京で行われたトライアウトで、153キロの速球を披露して契約に成功した。

彼は日本プロ野球(NPB)を目標としていたが、指名に失敗し、今回アメリカの地を踏むことになった。2月中旬、アスレチックスの春季キャンプが開かれる米アリゾナ州に移動する予定だ。

日本でもプロ野球を経由せずに、メジャー進出した富岡の挑戦が注目を呼んでいる。

(写真=オークランド・アスレチックス公式サイト)富岡聖平(左)

日本の社会人野球選手としてメジャーリーグで成功した代表選手といえば、田澤純一がいる。彼は2009年にボストン・レッドソックスと契約し、2018年まで9年間メジャーで活躍した。通算388試合に出場し、21勝26敗4セーブ、防御率4.12の記録を残した。

日本と韓国の違い

社会人リーグといえど、日本と韓国では質が異なる。

韓国では趣味で野球をする人たちのリーグが社会人リーグだが、日本は“準選手級”で構成されている。いくつかの段階の社会人リーグがあるが、プロに進出する社会人野球は、韓国の以前の実業団野球といえる。

日本はアジア大会に出場する国家代表チームを、主に企業チームに属するアマチュア選手で構成する。つまり韓国の社会人リーグは、日本では“草野球チーム”に分類されるだろう。

日本の社会人リーグからメジャーリーグの選手が輩出されるということは、それだけ野球の底辺が韓国に比べて広いことを端的に表わしている。高校野球チームが5000を超え、また社会人リーグも各種の全国大会と都市対抗戦が行われる。

底辺が広いだけに、さまざまな選手が花開くわけだ。韓国野球はその差を認識しなければならない。

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