まだ気配にすぎないが、中国スーパーリーグのスター選手たちは不安げな様子だ。
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中国・武漢で発生したとされる新型コロナウイルスについて、世界保健機関(WHO)は1月30日に“緊急事態”を宣言した。
これにより国際的な感染拡大を防ぐための公衆衛生措置が強化され、最悪の場合、各国の国境が閉鎖される可能性も否定できない。
この状況に、中国スーパーリーグでプレーする世界的スター選手たちは、 “中国脱出”を計画しているとの話まで出ているようだ。
イギリス『デイリーメール』によると、新型コロナウイルスの影響で中国スーパーリーグ開幕が無期限延期されたことで、プレミアリーグ出身の選手たちが移籍市場が終わる前に中国を離れようとしているという。
名前が挙がったのは、マルアン・フェライニ、パウリーニョ、ムサ・デンベレ、サロモン・ロンドン、オスカルなどの世界的なスター選手たちだ。
またスペイン『アス』は、北京国安所属のセドリク・バカンブの“中国脱出”を伝えた。
北京国安は来る2月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージのFCソウル戦を控えている。しかし、バカンブはSNSを通じて「バルセロナに行くだろう」という旨の文章を投稿している。
スター選手の“中国脱出”が現実となれば、2020年シーズンのACLに臨む中国各クラブの成績にも影響は必至だろう。彼らの動向に注目が集まる。
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