東京五輪行きを決めた女子バレー韓国代表メンバーが相次いで負傷…その後遺症とは?

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女子バレー韓国代表の“エース”キム・ヨンギョン(31・エジザージュバシュ)に続き、“美女スパイカー”イ・ジェヨン(23・興国生命)まで倒れた。

2020東京五輪出場を決めた女子バレー韓国代表のレフト2人が、いずれも負傷に苦しんでいる。

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キム・ヨンギョンは、タイで行われたアジア予選のカザフスタン戦で腹筋を負傷した。歯を食いしばって決勝戦に出場し、22得点を記録する活躍で韓国の優勝を導いたが、その分の後遺症も大きい。

韓国内で精密検査をした結果、4~6週間ほどは休憩が必要という診断が出た。キム・ヨンギョンは1月18日にトルコに向かったが、所属チームと相談してから再び韓国に戻り、負傷の回復に専念するものと見られる。

キム・ヨンギョン本人にとっても苦しい時間だが、所属するエジザージュバシュとしても重要な選手を失う苦労を味わうことになる結果だ。

Vリーグの試合に訪れ、後輩たちと挨拶を交わすキム・ヨンギョン

キム・ヨンギョンとともに韓国代表レフトを担うイ・ジェヨンも、オリンピック予選の後遺症に苦しんでいる。

“美女スパイカー”まで負傷

イ・ジェヨンは1月18日、韓国道路公社とのVリーグ戦に同行しなかった。彼女は右ひざの痛みを訴えて離脱しており、当分の間、復帰が困難であることがわかった。

たしかな復帰時期が定まっておらず、興国生命にとっては致命打だ。実際にイ・ジェヨンが抜けた興国生命は、韓国道路公社と接戦を繰り広げたが、フルセットの末に敗れている。

そもそも興国生命は、イ・ジェヨンに対する依存度が高いチームだ。Vリーグ最高の攻撃手であるイ・ジェヨンが不在となれば、興国生命の攻撃の軸はなくなったも同然となる。

イ・ジェヨンは今季364得点で、同部門3位の選手だ。韓国選手のなかで、最も多くの得点を記録している。外国人選手ルシア・フレスコがライトを担ったが、イ・ジェヨンの代わりを務めることは事実上、不可能に近い。

(写真提供=韓国バレーボール連盟)イ・ジェヨン

さらに現在、リーグ2位の興国生命は首位・現代建設と激しい競争を繰り広げている。興国生命は1月21日に3位GSカルテックスと対戦し、1月27日には現代建設と戦う。イ・ジェヨンなしで上位チームと対決をしなければならず、今季最大の危機に直面したといえるかもしれない。

キム・ヨンギョンとイ・ジェヨンだけでなく、IBK企業銀行のキム・ヒジンも慢性的に抱えていたふくらはぎの負傷のため、4週間の診断を受けて休息に入った。現在、リーグ最下位のIBK企業銀行は、チームの中心選手を失ったまま、4ラウンドを送らなければならない。

東京五輪出場という成果は輝かしいが、その後遺症が少なくない影響を与えているのが現実だ。

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