負傷で最大6週間離脱の女子バレー韓国キム・ヨンギョン、オリンピック予選の裏話明かす

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女子バレー韓国代表の“エース”キム・ヨンギョン(31・エジザージュバシュ)が、一時休息期間に入る。

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キム・ヨンギョンは1月16日、韓国Vリーグ女子のGSカルテックス対現代建設ヒルステートの試合を観戦した。

キム・ヨンギョンは最近、タイで行われたオリンピック予選決勝に腹筋の怪我を負ったまま出場。22得点の活躍を広げ、韓国を3大会連続オリンピック出場に導いた。

キム・ヨンギョンは「病院で4~6週間と診断された。無理してはならないため、休息をとらなければならないようだ。18日にトルコに戻り、クラブと相談する。可能であれば韓国でコンディショニングを受けたい」と説明した。

観戦に訪れたキム・ヨンギョン

続いて、「自然な刺激は大丈夫。横になっているよりも歩いたほうが良い。バレーの熱気を感じたかった」と、Vリーグ観戦に訪れた背景を明かした。

韓国代表のエースはオリンピック予選の裏話も語ってくれた。

「予選はとてもハードだった。言葉にはしなかったが不安もあった」と当時を振り返ると、「実際、メディカルからはプレーしないほうが良いといわれていた。悪化してしまうから、今後を考えて出場は控えようといわれていた」と述べた。

また、「監督も“人生の一部なだけだ”と、他の選手もいるから休めとおっしゃった。プレーしろといわれたら嫌だったかもしれないが、むしろ心配してくれたからこそ、プレーしたいと伝えた。幸いにも準決勝は他の選手が頑張ってくれた。私も決勝で良いプレーができて良かった」と、出場にまつわる一幕を話した。

(​写真提供=KOVO)女子バレー韓国代表

そして、「今回の予選は今までで最も感動的だった。余韻が今でも残っているかのようだ。選手たちが一つになるのを感じた。それで結果が良くなければ苦しかったかもしれない。私はリーグも放棄して代表に合流した。リスクのある決断だったが、今となっては良かった」と語った。

事実上、今回が最後のオリンピックとなるキム・ヨンギョンは、1976年モントリオール五輪以来、44年ぶりの韓国のメダル獲得に挑戦する。

エースの座を担うキム・ヨンギョンは、「代表の雰囲気はとても良い。ラバリニ監督体制で上手く事が進んでいる。簡単ではないが、可能性はある。私たちの気持ちさえあれば成し遂げられるはずだ」と、悲願のメダル獲得へ決意を表した。

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