韓国サッカー界の英雄パク・チソンが久ぶりに公の場に姿を見せて、さまざまな注目発言をした。
現在行われているアジアサッカー連盟(AFC)U-23選手権のことから、スペインでプレーするイ・ガンインについて、さらには近年不振のマンチェスター・ユナイテッドについてなど、さまざまなことについて言及した。
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パク・チソンは1月17日、ソウル江南区JBKコンベンションホールで開かれた生活家電ブランドKOHLER社とマンチェスター・ユナイテッドとのスポンサーシップ締結式に出席。
「2日前に入国して時差ぼけが難しい」と切り出したあと、「現在、多様な経験をしてみようと思っている。マンUのユース政策についても学んでいる。PSVにも訪問して、各クラブのユース政策を見て回った。少しずつ学んでいるところだ」と近況を語った。
以下、パク・チソンとの一問一答。
◇
―韓国サッカー協会(KFA)ユース本部長を辞めた理由と現在の近況は?
最も大きな理由は距離のためだ。イギリスにいながら韓国の仕事をしなければならない状況だった。まともに遂行できないと思い、欧州で学ばなければならないことがまだ多いと考えた。それで仕方なく退くことになったのだ。
近況はさまざまな経験をしている。マンUのユース政策がどうなのか、ユースをどのように育てているのかを見て回った。PSVアイントフォーフェンも訪問して、ユース政策を見た。どんな方法でスカウトをするかのような部分を見ながら学んでいる。AFCコンサルタントとして少しずつ学んでいる。
―U-23韓国代表チームが頑張っているが、感想は?
かなり難しいグループリーグだったが、とてもうまくやっているので肯定的に見ている。 良いムードに乗ったので、結果も良いと思う。
今までやってきたこと、練習してきたことをしっかりやって良い姿を見せられれば、目標であるオリンピック進出を果たせると思う。目標を果たせば、負担感を吹き飛ばしてより良い結果になるのではないか。優勝まで狙えると思う。
―イ・ガンインに助言することがあれば?
特に助言することはないと思う。彼は僕とは少し違うかたちでヨーロッパで成長してきた。また、言語や文化的な面でもヨーロッパで異質的な部分を感じることはないだろう。負傷せず、これまでやってきた通り、着実に出場機会をもらって成長していけば、期待に応える選手になると思う。
―学んだユース育成政策を韓国でどのように結びつける考えか。
僕が今すぐ韓国サッカーにどう活用するかと話すのは時期尚早だと思う。大事なことは、ヨーロッパではどうやっていて、どんな方向に向かっていくかということを学んだ後で、決まる気がする。
韓国サッカーの実情がどう変わるかわからない。また、僕がどんな場でどんな仕事をするかもわからない。全般的なシステムを学んでいる。僕自身が何を好きなのか探しているところだ。何かをするというより、探していく段階だと思う。
―ソン・フンミンが2019年に3度も退場処分を受けたが、どう思うか。
現役時代、僕も退場になった。重要なのはソン・フンミンが周期的に退場処分を受けてきた選手ではないということだ。昨年一年にまとめてもらっただけだ。ソン・フンミンの性格的に退場処分を多く受ける選手ではない。特に問題になる点はないと思う。
―マンUの不振が続いているが。
表面的な成績で以前と違うのは事実だ。アレックス・ファーガソン監督というクラブに大きな影響を持つ人物が引退したため、時間と準備が必要だ。
スールシャール監督は、マンUのクラブ文化とアイデンティティについてよく知っている。若い選手たちを率いている。起伏はあるが、変わった姿を見せてくれると思う。最近は強豪との試合で良いプレーを見せている。
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