男子バスケ韓国代表で韓国プロバスケットボールリーグ(KBL)の全州KCCでプレーするラ・ゴンアが、悪質なメッセージを公開して苦しい心情を吐露した。
ラ・ゴンアは1月14日、自身のSNSに暴言や人種差別的表現などが含まれた悪質メッセージを公開した。
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「KBLでプレーする他の外国人選手がお前より上手いからお前の国に帰れ」など、ラ・ゴンアを非難するメッセージが主だ。
ラ・ゴンアは「私は韓国人からこのようなメッセージを毎日のように受ける。大半はただ遮断すれば済むことだが、私はこうした問題を毎日乗り越えなければならない」と苦しい胸の内を吐露した。
ラ・ゴンアは2018年、スポーツ分野の優秀な人材に韓国に帰化し、韓国男子バスケットボール代表チームの一員として活躍している。
韓国への愛情を表わしてきた彼は、帰化する前にもSNSに「黒人だからタクシーを拾うのが難しい」という現実を伝え、共感を得たことがある。
アメリカのミズーリ大学卒業後、2012年にKBLでプロになったラ・ゴンアは現在、KBLで9シーズン目を迎えている。
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