「日本キックボクシングの神童」と呼ばれる那須川天心を、韓国の格闘技界の重鎮がディスって話題だ。
その人物とは、韓国の格闘技イベントROAD FCのチョン・ムンホン元代表だ。
チョン・ムンホン前代表は昨年12月31日に開かれた『RIZIN 20』の現場を訪問し、 ROAD FCアトム級チャンピオンのハム・ソヒの試合を観戦したあと、RIZIN FF榊原信行代表にも会ってさまざまなプロモーションについて話し合ったという。
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那須川天心との対決も話し合ったうちのひとつだった。
チョン・ムンホン前代表は1月9日、ROAD FCユーチューブチャンネルにアップロードされた映像を通じて、「韓国記者が5人ぐらい来て(榊原代表への)単独インタビューを依頼されて行われた。韓国の記者が“天心とチョン元代表の試合をするかどうか”と聞くと、榊原代表が“悪くない”と答えた。天心と(私が)試合をすることに榊原代表も関心があるようだ」と話した。
正確には言及されていないが、榊原代表がチョン・ムンホン元代表にファイトマネーについて質問するなど、対決について具体的な内容が交わされたという。
那須川天心は日本で「キックボクシングの神童」と呼ばれるファイターだ。
だが、前述の番組内でチョン・ムンホン元代表は自信を隠さなかった。
1974年生まれのチョン・ムンホン元代表は、1998年生まれの那須川天心とは24歳差だが、「体重では(天心が)私よりも小さい。私ももともとは軽いほうだが、階級を合わせなければならない。(天心に)打たれたら痛いと思うけど、今の考えでは自分が勝つと思う。蹴りが一発クリーンヒットすれば、(天神は)飛んでいくと思う」と自信を示した。
続いて「天心は堀口恭司に勝った。恭司は朝倉海が勝った。海はムン・ジェフンに負けた。ムン・ジェフンはキム・ミンウに負け、キム・ミンウはキム・スチョルに負けた。(私の弟子の)スチョルは、私には歯が立たない」と、独特の論理で自分の勝利を主張した。
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