男子はアメリカ、女子は韓国。
2020年東京五輪のゴルフのことだ。それもメダル争いではなく、各国の代表争いを意味する。その中心にあるのはタイガー・ウッズとパク・インビ。2人が参加するかどうかが含まれている。
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東京五輪のゴルフ出場選手は、6月の世界ランキング基準で15位以内の選手に限って、1カ国最大4人に出場権が与えられる。ウッズとパク・インビがカットラインを通過できるかに注目が集まる理由だ。
ウッズは1月6日に発表された世界ランキングで7位となり、順位を1つ下げた。パトリック・カントレーが6位になったからだ。
ランキングそのものは大差ないが、1つの順位差がオリンピック出場権の当落を決める。
アメリカにはブルックス・ケプカ(1位)、ダスティン・ジョンソン(4位)、ジャスティン・トーマス(5位)が上位3人に布陣している。その後をカントレーとウッズが追う形だ。
6月まで順位が変わる可能性も十分だ。カントレーとウッズもかなりの接戦で予測が不可能だ。ウッズがアメリカ選手上位4人以内に入れば、東京五輪のゴルフは興行的にも大当りになるのは明らかだ。
女子は韓国選手間の競争に注目だ。
世界ランキング1位のコ・ジンヨン、2位のパク・ソンヒョンまでは比較的安定しているが、その後はキム・セヨン(5位)、イ・ジョンウン6(7位)、キム・ヒョージュ(13位)、パク・インビ(15位)と競争が激しい。
特にパク・インビは、2016年リオデジャネイロ五輪の金メダリストだ。自らも「オリンピックの金メダルは選手人生最大の経験だ。再びオリンピックの舞台を踏めることを期待する」と熱望を口にした。
パク・インビがランキングポイント獲得のために、アメリカ女子プロゴルフ(LPGA)ツアーシーズン序盤の大会に相次いで出場する理由も、ここにある。
もちろん、“逆転の名手”キム・セヨンや、近年最も勢いがあるイ・ジョンウン6の技量も韓国代表に遜色がない。激しい競争を勝ち抜いて東京行きのチケットを手にするのは誰か。今後が注目される。
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