ソン・フンミンの2019年が終わった。
12月25日、イギリスの主要メディアの報道によると、イングランドサッカー協会(FA)は、ソン・フンミンの懲戒に対するトッテナムの控訴を棄却した。
ソン・フンミンの3試合出場停止処分が、そのまま適用されることになる。
【注目】ソン・フンミンが1年で3度目の退場…9年ぶりの“不名誉記録”
去る12月23日、英ロンドンのトッテナム・スタジアムで行われたチェルシーとのプレミアリーグ第18節で、ソン・フンミンは後半17分、アントニオ・リュディガーに衝突した。その後の立ち上がる過程でソン・フンミンは足を振り上げ、それがリュディガーの腹部に当たると、審判は報復行為と見なして一発レッドの退場を宣告した。
レッドカードを受けたソン・フンミンは、FAの懲戒委員会を通じて3試合の出場停止処分を言い渡された。相手選手に危害を加えようとする意図があった悪質な反則という判決だろう。トッテナムはソン・フンミンに対する懲戒が過剰だと抗議したが、受け入れられなかった。
FAの決定を通じて、ソン・フンミンの“ボクシング・デー”(12月26日)の欠場が確定した。ソン・フンミンは12月26日のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦をはじめ、同29日のノリッジ・シティ戦、1月2日のサウサンプトン戦のリーグ3試合に出場できなくなった。
最も忙しい時期を虚しく過ごすこととなり、トッテナムにとっても致命的だ。
ソン・フンミンは、1月5日に行われるミドルズブラとのFAカップ3回戦で復帰する見込み。10日以上の強制休息をとることになる。
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