同日にメジャー進出を決めた“日韓のエース”だが…契約規模では明暗くっきり

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ともにプレミア12で苦汁をなめた日韓2人の投手だが、メジャーリーグの契約規模では明暗が分かれた。

同日(12月18日)にメジャー進出に成功した、キム・グァンヒョン(セントルイス・カージナルス)と山口俊(トロント・ブルージェイズ)の話だ。

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キム・グァンヒョンと山口は、去る11月に行われたプレミア12に先発投手として出場した。結果は2人とも残念だった。

台湾戦に先発したキム・グァンヒョンは、3.1イニング8被安打3失点で敗戦投手となり、大会優勝がかかった日韓戦に登板した山口は、1イニング2被安打(2被本塁打)3失点で早々と降板した。

メジャー進出を念頭に置いていた2人の選手にとって、ショーケースともなるプレミア12での不振は、残念以外の何物でもなかった。

プレミア12終了後、キム・グァンヒョンと山口はポスティングシステムを通じてメジャー挑戦を明らかにした。ポスティングが公示された後、2人の選手に関心を持つ球団がメディアを通じて連日報道された。

結果は2人ともハッピーエンドだった。キム・グァンヒョンと山口は12月18日、メジャー球団と入団契約を締結し、夢の舞台へと進出した。

(写真=Derrick S. Goold Twitter)キム・グァンヒョン

ただ契約の条件では、キム・グァンヒョンが笑った。

キム・グァンヒョンは、カージナルスと2年800万ドル(約8億7600万円)で契約を結んだ。成績に伴うオプションまで含めると、最大1100万ドルまで受けとることができる。

一方の山口は、まだ公式の交渉条件は発表されていないものの、地元メディアによれば2年300万ドル(約3億2800万円)前後の条件で契約したとされている。

契約期間は同じだが、保障額はキム・グァンヒョンが山口の3倍近く上だ。カージナルスのキム・グァンヒョンに対する期待値が、それほど大きいことを表わしている。

プレミア12に出場した山口俊

プレミア12で日韓のエースを務めた2人は、メジャーリーグに舞台を移し、新しい挑戦をスタートさせる。国際大会での不振を乗り越えてメジャー進出の夢を成し遂げた2人が、どんな活躍を見せるのか注目される。

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