「キム・ヨナの後継者」として期待されている韓国フィギュアの期待の星イ・ヘイン(14歳・漢江中学校)が、ジュニアグランプリファイナルのショートプログラムで残念な成績を記録した。
イ・ヘインは12月6日(日本時間)、イタリア・トリノで開かれたISUフィギュアスケートジュニアグランプリファイナルの女子シングルショートプログラムで技術点数(TES)35.68点、芸術点数(PCS)29.71点で総得点65.39点を記録した。
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イ・ヘインは6人の出場選手中、最下位だ。満足できるほどの点数ではないが、1位アリッサ・リオ(71.19点・アメリカ)との差が大きくなく、フリースケーティングで挽回が可能な状況だ。
イ・ヘインは最初の課題のトリプル・ルッツ-トリプルトウループのコンビネーションジャンプで、アンダーローテーション(ジャンプの回転数が90度以上180度以下に足りない場合)の判定を受けて、出来栄え点(GOE)で0.42点を失った。最大の配点がかかった演技要素で減点を記録し、総得点に大きく影響した。
しかし、イ・ヘインはレイバックスピンを最高難度のレベル4で消化し、順調に演技した。ダブルアクセルを無難に成功させフライングシットスピンでレベル3を受けた。加算点区間ではトリプルループでGOE 1.12点を得た。
ステップシークエンス、チェンジフットコンビネーションスピンなども、いずれもレベル4で処理して演技を仕上げた。
イ・ヘインがフリーで大逆転することを期待したい。
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