“韓国の錦織圭”チョン・ヒョン、東京五輪出場に意欲もその行く手にある問題とは?

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テニス界のスーパースター錦織圭とも親交がある韓国テニス界のスター選手、チョン・ヒョンが2020年東京五輪出場に対する意志を明らかにした。

チョン・ヒョンは11月29日、ソウルの新羅(シルラ)ホテルで開かれたスポンサー社のイベントに出席し、今シーズンを振り返るとともに来年シーズンの目標を明らかにした。

来年は2020東京五輪が開催される。しかし、チョン・ヒョンがオリンピックに出場するためには前提条件がある。

まず、20016年から2020年オリンピックまでの期間、国家対抗戦デビスカップに3回出場しなければならない。チョン・ヒョンは2016年と2017年にそれぞれ1回ずつ、デビスカップに出場したことがある。

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ただ、今年9月に中国・貴陽で開かれたアジア・オセアニア地域1グループの中国との試合は出場できなかった。スポンサーの問題が足を引っ張った。

(写真提供=GENESIS)チョン・ヒョン

韓国テニス協会のスポンサーとチョン・ヒョンのスポンサーは違う。足にケガがあるチョン・ヒョンは韓国テニス協会のスポンサー社のシューズではなく、自身を個人的にスポンサードしてくれている会社のシューズを履き続けてきた。9月にも意見の隔たりを埋められず、結局はチョン・ヒョンの出場は見送られた。

したがってチョン・ヒョンが東京五輪に出場するためには、来年3月にあるイタリアとのデビスカップの予選試合に出場しなければならない。

「デビスカップ3回の出場条件は知っている。昨年9月のデビスカップ予選に出場したかったが、韓国代表になると普段着用していないウェアやシューズを履かねばならない。僕は足の負傷がひどくて、他のシューズを履いてプレーすることができなかった。 残念に思う。 3月にあるデビスカップ参加のためにも韓国テニス協会が理解してくれたらと思う」

そう言ってデビスカップ出場への意志を示したチョン・ヒョンは 、東京五輪出場に向けた強い意志も示した。

「スポーツ選手ならオリンピックに出場したいと考えるのは当然だ。僕もそうです」と明らかにし、「機会があれば、オリンピックでは国旗をつけて試合に臨みたい」と語った。

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