フィギュアGPファイルに挑む“キム・ヨナ後継者”イ・ヘイン独占インタビュー

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ショートプログラムでミスして3位でスタートした3次大会では、リードする選手たちが鮮やかなフリー演技を終えている姿を見た後、リンクに入って自分も完璧な演技を披露した。

ファイナル進出がかかった6次大会では全てのジャンプを安定的に駆使し、スピンでも最高レベルで計算された加算点をすべて獲得した。

「ファイナルに出場する他の選手たちの映像も探して見ている」というイ・ヘイン。

事実、イ・ヘインと競争する5人の選手たちはいずれもジュニア最高の選手たちだ。4回転ジャンプをする選手たちもおり、まだ高難度ジャンプをマスターしていないイ・ヘインとしては、ライバルたちの演技を見るだけでも引け目を感じる部分もあるかもしれない。

イ・ヘイン

しかし、「私は実際に(シニアGP優勝者の)アレキサンドラ・トルソバとアンナ・シェルバコバがジャンプするのを目の前で見た。“うわーっ!!うまい!!”という 声が自然と出てきた」と認めるイ・ヘインは、「私がまだそれができないからといって、悔しくはない。 選手の中には、全体的に演技をする選手もいれば、最初から最後まで技術だけを考える選手がいる。 私の長所は一つひとつに集中してジャンプ、スピン、スケーティング、演技をひとつにまとめること。自分がうまくできることをしっかりやる。それだけを考えています」と自信を示した。

今季、ジュニアとシニアを合わせてグランプリファイナルに進出した韓国選手はイ・ヘインしかいない。ただ、スポットライトはかえってイ・ヘインをときめかせる要素になっている。

「国内で行う試合は、一緒に練習してきた選手たちと競争するのだから、どうしても意識してしまう。 ただ、今回は韓国選手が私だけなので、気持ちがより気楽ではないかと思う。

期待が負担になるかもしれないけど、期待されないということは私に関心がないということ。期待をたくさんしてくださったほうが良い。なんとか出場できたファイナルの舞台なの、本当に頑張りたい」

イ・ヘインは12月3日、イタリアのトリノ行き飛行機に乗って決戦の舞台を目指す。

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