韓国女子ツアーで賞金ランキング1位を走るイ・ジョンウンウンのショットが、すでにアメリカに向かっている。彼女は米国女子ツアーの「クォリファイング(Q)シリーズ」(上位45位タイまでの選手に来季出場権)を1位で通過し、アメリカ進出の強固な土台を築いた。
すでに関心は、いつ正式に米国女子ツアー進出を宣言するかという点に集まっている。
イ・ジョンウンは11月4日(日本時間)、ノースカロライナ州のパインハーストリゾートで行われた「Qシリーズ」最終日(全8日間)、2アンダーの70を記録した。2週間に渡って行われた8つのラウンドを通算18アンダー、558で終えたイ・ジョンウンは、出場選手102人のうち1位となった。7ラウンドまで2打差の2位だったが、最終日に2打減らし、“首席合格”となった。
イ・ジョンウンは10月18日基準の女子ゴルフ世界ランキング19位で、Qシリーズファイナルに直行した。この大会は出場選手102人のうち、上位45人に2019シーズン米国女子ツアー出場資格を与える。長い8ラウンドを1位で終えたイ・ジョンウンは「いつまでも終わらないように感じたが、無事に終わって気分がとても良い。家にすぐに帰りたい。1位通過まで考えていなかったが、このような結果になって驚きだ」と感想を話した。
しかしイ・ジョンウンは、アメリカ進出を明言しなかった。彼女は昨季の韓国女子ツアーで賞金、平均ストロークなど主要部門を席巻した後も、アメリカ進出については懐疑的な反応を見せていた。遠い異国で家族と離れてツアー活動をすることが、どうしても負担となっていた。
代わりに距離の近い日本女子ツアーの関心を見せていた。