韓国プロ野球、今シーズンのMVPは?プレミア12韓国代表の捕手や投手も候補に

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KBOリーグ最高の栄誉である「今年の選手」を受賞する主人公は誰だろうか。

韓国最高の権威と伝統を誇る「2019プロ野球 今年の賞」の授賞式が来る12月5日17時、ソウル江南(カンナム)区のインペリアルパレスソウルで行われる。

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本紙『スポーツソウル』が制定する「今年の賞」は、1986年から毎シーズン、選手や監督、コーチはもちろん、フロントなどKBOリーグの発展に寄与した人たちを対象に授賞している。

33年の歴史を誇る「今年の賞」は、韓国報道機関が主催するプロ野球の授賞式で最大規模を誇る。最高の栄誉である「今年の選手」をはじめ、今年の投手、打者、監督、コーチ、新人、記録、成果、守備、ユース、フロント、特別賞、功労賞、アマチュアなど15部門から受賞者を選定する。その規模は賞金や副賞を含めて4300万ウォン(約420万円)台だ。

授賞式における最大の注目は、MVPを意味する「今年の選手」賞だろう。

首位打者となったNCダイノスの捕手ヤン・ウィジと、投手3冠王となった斗山ベアーズのジョシュ・リンドブロムが有力視されているなか、ホームラン王のパク・ビョンホ(キウム・ヒーローズ)と左腕エースのヤン・ヒョンジョン(KIAタイガース)が伏兵として挙げられている。

首位打者ヤン・ウィジ(左)と、投手3冠ジョシュ・リンドブロム

昨年末にFA資格を取得し、斗山からNCのユニホームを着ることとなったヤン・ウィジは、打率0.354を記録し、イ・マンス以来35年ぶりに“キャッチャーの首位打者”というタイトルを得た。また出塁率(0.438)、長打率(0.574)部門でも1位をマークした。特有の巧妙な投手リードも見せながら、1シーズンぶりに“FA模範生”となった。

リンドブロムは最多勝(20勝)、奪三振(189個)、最多イニング(194.2イニング)の3冠王に輝いただけでなく、防御率でも2位(2.50)を記録し、“スーパーエース”としての役割を果たした。

パク・ビョンホは“飛ばない公認球”の影響のなかで33本塁打を記録し、リーグで唯一30本を超えるホームラン王となった。ヤン・ヒョンジョンは左腕投手として初めて5年連続の180イニング以上を消化しながら、防御率1位(2.29)を達成した。

『スポーツソウル』は公正かつ厳格な審査を経て、「今年の選手」など15部門の受賞者を選定し、授賞式で発表する。

授賞式では、ガールズグループのMOMOLANDとRocket Punchの祝賀公演が行われる予定。司会はSBSスポーツのチョン・ウヨン、チン・ダルレアナウンサーが務める。

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