マネ、サラーの移籍説が出る度に、彼らの空席を埋めるオプションとしてソン・フンミンが取り上げられているという雰囲気だった。
しかし、マネとサラーはリバプールに残留してプレミア優勝に挑戦している。主力としてプレーすることを選好しているソン・フンミンが、両選手がいる状況でリバプールに移籍する可能性は大きくない。
もし、2人のうち1人でも新しいチームを探すなら、ソン・フンミンにとってもリバプールは良い選択地になるかもしれない。リバプールのユルゲン・クロップ監督は、過去に数回、ソン・フンミンを誉めるなど評価しており、サッカースタイルもよく合っている。
一方、ニコルはソン・フンミンのほか、ハリー・ケインがリバプールによく似合う選手だという考えも話した。ロベルト・フィルミーノよりケインのほうが今のリバプールに必要な選手だという私見だった。
ニコルはスコットランド出身で1981~1994年にリバプールで13年間活躍し、およそ343試合に出場したレジェンドだ。リーグ優勝を4回経験し、1984年にはヨーロピアンカップチャンピオンにもなった。 2001年に引退後、アメリカMLSのニューイングランド・レボリューションで9年間監督生活をし、現在はフリーとなっている。