韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)ツアーの2019年シーズンを飾った選手たちが勢揃いした。そこで頂点に立ったのは、チェ・ヘジンだ。
11月19日、チェ・ヘジンはソウルで開かれた「2019韓国女子プロゴルフ(KLPGA)大賞」の授賞式で6冠王に輝いた。
年間MVPに相当する大賞、最多勝、平均ストローク賞、賞金王に続き、ゴルフ担当記者団が選定したベストプレーヤートロフィーと人気賞まで独占した。
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KLPGA大賞で 6冠に輝いたのは2017年のイ・ジョンウン6以来、2人目だ。チェ・ヘジンは「多くの賞をもらって幸せ。 頑張ったことが報われたようでうれしい」と笑顔を見せた。
今年4月、メジャー大会であるKLPGAチャンピオンシップで今季初勝利を果たしたチェ・ヘジンは、NH投資証券レディス・チャンピオンシップ、S-OILチャンピオンシップ、メクコル龍坪(ヨンピョン)リゾート・オープンで優勝を獲得した後、SKネットワークス・ソギョンレディスクラシックでも優勝し、シーズン5勝を達成した。
累積獲得賞金は12億716万2636ウォン(約1億2716万円)、平均ストローク70.47打で、ジャン・ハナ(11億5772万3636ウォン・70.52打)の追撃を振り切って王座に立った。
また大賞レースでも安定した成績を維持し、564ポイントを獲得。パク・ジミン(484点)を抜いた。
史上2人目の6冠王に輝いたチェ・ヘジンは、「昨年新人王と大賞を受賞した後、イ・ジョンウン先輩が歩んできた道をたどってみたいと話したが、成し遂げたようでうれしい。来年はアメリカ女子プロゴルフ(LPGA)ツアー進出準備を平行しながら、今年よりもっといい1年を送れるように一生懸命に努力する」と話した。
また、「今年は上半期に4勝をした後、下半期は優勝への負担が生じた。体力も落ちて起伏が激しい1年となった。来年は今年の不足点を補い、さらに完璧なシーズンを迎えるよう準備していく」と誓った。
2年目のチェ・ヘジンが6冠王になった一方、今季からKLPGAツアーでプレーする“19歳のスーパールーキー”チョ・アヨンが新人賞を獲得した。
チョ・アヨンは今季国内開幕戦のロッテレンタカー女子オープンでデビュー初勝利を獲得した後、9月のOK貯蓄銀行・朴セリ・インビテーショナルで1勝を追加し、新人王を事実上、確定させていた。
チョ・アヨンを含めて生涯初の優勝を達成したアン・ソンイ(29歳)、パク・ソヨン(27歳)、イム・ウンビン(22歳)、パク・ギョリン(20歳)、ユ・ヘラン(18歳)、イ・スンヨン(21歳)、イム・ヒジョン(19歳)などは、KLPGAウィナースクラブ受賞者としてステージに登壇した。
美女ゴルファーとして人気のキム・ジャヨン2とイ・スンヒョン、イ・ジョンミンなど6人が10年間レギュラーツアーのシード権を維持してK-10クラブに名を連ねた。
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