KBOはWBSCに公式抗議したが、「今は紛争状況ではなく、IOCもこれは禁止していない事項に制限することはできない」という回答が返ってきた。
国際社会で旭日旗が議論の中心にあることを承知している団体が出す回答ではない。
KBOが再度改善を要求すると、「NPBと放送社側に問題の余地になるような映像が映らないよう最大限の協力を求める」という形式的な回答しか聞けなかったという。WBSCが共感能力が足りないということを満天下に知らせた格好になった。
WBSCが「野球の世界化」目標を達成するためにも、必要なパートナーの1つが韓国のはずだ。
しかし、今大会で現われたWBSCのずさんな大会運営は、むしろ韓国と結んだパートナーシップに背を向ける格好になっている。このままなら「野球の世界化」どころか次のプレミア12の正常開催を心配しなければならない。