女子プロゴルフの2019年ツアーもいよいよ終盤を迎え、賞金女王レースも絞られてきた。
期待と注目を一身に浴びる渋野日向子が3位(1億1995万6420円)に後退した一方で、先週の「TOTOジャパンクラシック」で優勝した鈴木愛が2位(1億2663万円)に浮上し、賞金女王返り咲きを虎視眈々と狙っている。
そんな2人が追いかけているのが、韓国の申ジエだ。3位の渋野とは約1353万円差、2位の鈴木には約685万円差をつけて、目下、賞金ランキング1位(1億3349万円)にある。
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アメリカで活躍する韓国の後輩たちも多数出場したTOTOジャパンクラシックでは、M.J.ハーやスヒョン・オーら韓国系ゴルファーに次ぐ40位タイに終わったが、申ジエのタイトル獲得に期待を寄せる韓国では「TOTOジャパンクラシック40位タイでも、申ジエ1位の座を守った…」(『スポーツW』)と報じるところもあった。
ただ、残り3試合になったことを考えると申ジエもうかうかしていられない。前出のメディアも「日本ツアーの賞金女王争いは3人に絞られたが、残り3試合はいずれも優勝賞金が高額。その優勝の行方によって賞金女王が決まる可能性がある」としている状態だ。
これからますますその行方か気になるところだが、申ジエにはもうひとつ、気になることがあるという。
11月12日に韓国の光州で行われた「申ジエ&スリーボンド ジュニアトーナメント」のことだ。