女子プロゴルファーのジャン・ハナ(27)が次シーズンも韓国に残る。
ジャン・ハナは11月5日、スポンサーBCカードを通じて「韓国に残留することにした」と伝えた。
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そして「最大の理由は家族だ。私もいつのまにか(韓国年齢で)28歳になったが、家族の存在が選手生活の大きな原動力になった。(韓国に残ることを決めるにあたり)複数の理由もあったが、無条件に“家族”だけを考えた」と述べた。
ジャン・ハナは10月24~27日に釜山で行われた米国女子ツアー「BMW女子選手権」で優勝し、米国女子ツアーのシードを再び確保した。
2015年からアメリカに進出した彼女は、2016年3勝、2017年1勝をあげた後、その年に韓国女子ツアーに復帰した。アメリカで成功していた彼女が早々と韓国に戻ったのは、海外生活をしながら親への思いが強くなり、また母の健康も悪化したためだ。
今回の決定も、家族の存在が大きな影響を及ぼした。
ジャン・ハナは「(BMW女子選手権)優勝後、“またアメリカに行く”ではなく、ひたすら“またやり遂げた”という考えだけをした。今後については、ぴったり2日間悩んだ。韓国に残らなければならない理由は、ただ家族だけだった」と明かした。
そして「それ以外は悩む価値がなかった。心配することが多ければ、昨日まで考え続けていたはずだ。米国女子ツアーが恋しくもあるが、あくまでもゴルフ環境の話。その他の部分では、まったくそんなことはない」と言い切った。
ジャン・ハナの父親は、「娘がアメリカに行きたくないわけがあるだろうか」とし、「それでも本人が家族から得る力があまりにも大きいという。アメリカでは優勝すると、次の大会を考えることで忙しいが、韓国では大会を終えて月曜日に家に戻れば、妻が美味しい食べ物も出してくれる。他にも親しい姉さんたちと触れ合いながら、得ることが多い。そんな部分が最近の好調の秘訣になっている」と話した。
実際にジャン・ハナは2018年2勝に続き、今季も2勝を収めながら韓国女子ツアーで再び価値を引き上げている。
ただジャン・ハナはBMW女子選手権優勝を機に、アメリカの招待大会に関しては、韓国メジャー大会と重ならない限り、出場することにした。彼女は韓国復帰後も、「全英リコー女子オープン」や「ANAインスピレーション」などに出場したことがある。
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