韓国サッカー協会が2020年女子U-20ワールドカップの誘致に乗り出す

2018年10月31日 サッカー
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韓国サッカー協会(会長チョン・モンギュ)が2020年に開催される国際サッカー連盟(FIFA)女子U-20ワールドカップの誘致に乗り出した。

韓国サッカー協会は、2020年FIFA女子U-20ワールドカップの開催の意向をFIFAに明らかにし、大会誘致のための準備に入った。同協会は予算9000万ウォン(約900万円)を編成し、誘致計画製作業者の選定のための入札を10月31日に発表した。

韓国サッカー協会が2020年女子U-20ワールドカップ誘致に乗り出したのは、昨年の男子U-20ワールドカップを成功裏に終えた経験を得たことと、既存の競技場を活用するため追加の建設費用がほとんどかからない点を考慮したからと見られる。また女子U-20ワールドカップを開催すれば、低迷する韓国女子サッカーの活性化にも貢献すると期待している。

女子U-20ワールドカップは、2002年のカナダ大会を皮切りに、今年のフランス大会まで9回開かれた。アジア諸国では2004年にタイ、2012年に日本がそれぞれ開催した。韓国は4年前に、2019年女子ワールドカップの誘致に乗り出したことがある。そのときの開催地に選ばれていれば、その1年前に開かれる2018年女子U-20ワールドカップを自動的に開催することができたが、誘致に失敗した。

2018年女子U-20ワールドカップ決勝、日本対スペイン。日本が初優勝を飾った

女子U-20ワールドカップは、アジアのチームが好成績を残していることも知られている。北朝鮮が2006年と2016年に優勝しており、日本も今年の大会で初優勝を飾った。韓国は2010年のドイツ大会で3位に入ったことがある。

韓国サッカー協会は、来年1月18日までにFIFAに誘致申請書を提出する。開催地は来年3月、FIFA評議会で決定する。

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