香港出身の男子バレーボール選手アレックス(26・大韓航空ジャンボス)の韓国籍取得が事実上、成し遂げられた。
大韓体育会が10月16日に開催したスポーツ公正委員会で、アレックスの“特別帰化”推奨審議が通過した。
特別帰化とは、スポーツなどの分野で特別な才能を有する者に元の国籍を残したままでの帰化を認める制度。平昌五輪に出場したアイスホッケー選手なども、この制度を利用して韓国代表になった。
あとは大韓体育会の推薦状を韓国バレーボール協会が法務部に提出する手順を踏めば、特別帰化が実現する。
韓国バレーボール協会は去る9月、アレックスを「優秀外国人体育分野人材」の対象者に選定し、大韓体育会に特別帰化を申請した。9月に行われた男子プロバレーボール新人ドラフトでは、アレックスが1ラウンド6位で大韓航空ジャンボスの指名を受けた。
特別帰化の手続きが完了すれば、選手登録を通じてVリーグデビューが可能だ。
前へ
次へ