久保建英と対照的…韓国のイ・ガンイン、サッカーW杯2次予選でフル出場&1アシスト

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18歳の“末っ子”に、緊張感は見られなかった。

サッカー韓国代表のMFイ・ガンイン(バレンシア)は、10月10日に行われたスリランカとのアジア2次予選にフル出場し、韓国の8-0の大勝に貢献した。

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イ・ガンインにとってこの試合は、自国で行う初めての代表戦だった。

イ・ガンインは去る9月に行われたジョージアとの親善試合で代表デビューを飾った。パウロ・ベント監督は今回も彼を招集し、ワールドカップ予選の最初の出場機会を与えた。

その期待通り、イ・ガンインは相手DFの間を縦横無尽に動き、攻撃の“エンジン”としての役割を果たした。絶妙なドリブルとパス、味方選手が動くタイミングで正確に送られるスルーパスなどから、イ・ガンインの才能を確認できた。

イ・ガンインは主に中央から左サイドに動き、ホン・チョルやファン・ヒチャン、ソン・フンミンなどが動くスペースに質の高いパスを供給した。イ・ガンインが華麗なプレーを見せるたびに、観客席からは歓声が上がった。

特に前半39分、中盤からマルセイユターンで相手DFを振り切ったときは、最も歓声が大きかった。FIFAランキング202位のスリランカには、韓国サッカーの天才を止められる選手がいなかった。

スリランカ戦にフル出場したイ・ガンイン

同時にイ・ガンインは、コーナーキックとフリーキックのキッカーとして、鋭いキック力も見せた。前半20分、右サイドから上げた正確なコーナーキックをファン・ヒチャンが頭で合わせてゴールを決めた。イ・ガンインはAマッチで初めて攻撃ポイント(ゴール+アシスト)を記録した。

ゴールこそ決められなかったが、全体的に満足できるレベルの活躍だった。

イ・ガンインは今年6月のU-20ワールドカップで韓国を準優勝に導き、ゴールデンボール(大会MVP)を受賞するなど、自らの可能性を証明した。その後も堅調に成長しており、所属するバレンシアで初ゴールも記録している。またUEFAチャンピオンズリーグデビューも果たした。

韓国代表としても順調だ。ベント監督はイ・ガンインについて「長期的に私たちのチームに必要な選手」とし、「技術が優れている」と肯定的な評価を下している。その期待に応えるように、イ・ガンインは代表チームにしっかりと溶けこんだ。

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